HOME海外スキーレポート>
ウィスラー日記:9日目

    ウィスラー:初心者コース    ピクニック
■ブラックタスクも天気を喜んでいる
 
■チャイニーズダウンヒルのスタートだ
 
延々と続く
 
 私が行ったのは2回とも年末年始の休暇であった。
 一般的にクリスマスは商店の売出しが活気付いているものの人はいたって静かである。逆に年末(年始)のカウントダウンは異常に盛り上がり、ビレッジの広場に囲いを作り、入場券を買った人だけ入れて何か大騒ぎのイベントをするらしいが、私はロッヂのイベント(本当、ただ大声出して大騒ぎするだけ)にしておいた。(参加した者は皆、その罪から地獄におちるだろうというパーティーをやるロッヂもあるらしい)
 
 元旦のスキー場はいたって静かである。クリスマスあたりはアメリカ人が多く、年末年始になると急に日本人が増えると聞いていたが本当だ。

 今日は最終日ということで、ウィスラーにする。天気がいい。みんな年越しで大騒ぎしたのか、スキー場はとてもすいている。リフトの乗り口には係員たちの自己紹介に加えて、ニューイヤーを喜ぶメッセージがたくさん並んでいた。
 人間の騒ぎをよそに、ブラックタスクは悠々と頭を天に向かって突き出していた。
 明日で帰国と思うと心残りもあるが、実にすばらしいスキー場であり、初めての海外スキーとしては、最適の場所だと思った。
 アメリカの人気スキー場、ベイルをモデルとして、あらゆるマーケティング努力を行い、世界有数のスキー場となったのだから大変なものだ。日本のスキー場も見習うべき点が多い。
 そのキーワードは「エンジョイ」という言葉にある。客を楽しませることを最優先に考えるスキー場である。それは施設等のハード面だけではなく、サービスでもいえることだ。今なお、ビレッジは拡大しており、まだまだ力を伸ばしていくスキー場といえるだろう。
 
■朝のグリーンチェア ■ブラッコムは何回見てもかっこいい ■フカフカコースは貧乏へリスキーの跡が
 
 ■左の写真の平坦な場所。こんな感じ ■レストラン「ピカ」 ■下の状態の悪い年は、ゴンドラ中間駅から
 板をはずして降りる
 

 
■お気に入りの「エゴ・ボウル」のコースとグリーンチェア。遠くを見ながら滑ろう。
■ブラッコムとは、直訳は「黒い櫛」だが、ニワトリのトサカを意味するらしい。ブラッコム山の形がトサカに似ている。
 カウントダウンは重要なイベントである。年末年始に行く人は、とりあえず宿泊施設やビレッジで行われるイベントを見てみるといい。
  
  
HOME海外スキーレポート>