行くだけで大変 | |||||||||||||||||
2日目は、ジュネーブ半日観光の後、バスでツェルマットへ。モントルー経由で途中のドライブインで昼食をとり、夕方にはテーシュ(Täsch)に到着。 ツェルマットは、空気の汚染防止のために、電気自動車以外は走ることができない(ガソリン車は、救急車やホテル建設等の作業車など、特別に許可された車のみ)。そのため、ここでバスを降りて電車に乗り換えてのツェルマット入りとなる。 このテーシュの駅の係員にトイレはどこか英語で尋ねたら、日本語で案内してくれた。びっくりして訳を聞くと、ツェルマットで働く人には、日本語を勉強している者が多いという。夏には、日本人の中高年のハイキング客が大勢来るそうだ。さすが観光立国は違う、油断はできないと、感心してしまった。 さて、ツェルマットの駅についたころはまだうす明るく、雲がかかっていた。聞けば、今日まで町は雨が降っていて(山は雪)、明日から天気は好転するというではないか。期待できそうだ。とりあえず、ホテルにチェックインする。ホテルは旅行会社の振り分けで、山の少し上(7階分くらい上がった高さ)にある、チュッケというホテルだ。ホテルまでは小さな電気自動車の送迎があったが、歩くと10分以上かかる。朝はスキーブーツを履いて板を担いで駅まで歩くことになるので、こりゃあハズれたなと思った。とりあえず、スーパーに買出しに行く。ジュースなどの飲料や、菓子、フルーツなど。スキーに携行するペットボトルの水や、リンゴ、チョコレートなどが含まれる。 スキー板の手入れをして、夕食となる。ここでまた意表をつかれる。ホテル内のレストランの壁には、このホテルに接する山肌の岩が、そのままむき出しになっているのだ。このホテルは岩山の中腹に建てられたのだが、岩をそのまま壁にしているので、ホテルの名がチュッケ(岩)という。また、ここのレストランは地元の人が来店するほどおいしい。ううん、まあ、交通が不便なのは仕方ないが、三ツ星としてはいいだろう。なお、このホテルは改装したてで、来年からは四ツ星に昇格するという。部屋の中はまだ塗装の匂いがいっぱいで参った。夕食はスープによるフォンデュ。スイス風のしゃぶしゃぶで、うまかった。明日は、がんばろう!。 |
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ツェルマットの駅舎 | スーパー(生協)の店内 | ||||||||||||||||
電気自動車(タクシー) | ホテルのベランダから見下ろ したツェルマットの町 |
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チュッケのレストラン(壁は岩) | フォンデュのディナー。 野菜などに薄い肉を巻きつけてフォークに 刺し、しゃぶしゃぶのようにして食べる。 |
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スーパーには、ガス入りのミネラルウォーターが結構たくさん置いてある。気づかずに買ってしまったが、飲めたものではない。必ずノンガスであることを確認しよう。
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