| HOME > 海外スキーレポート > グリンデルワルト | ||
| グリンデルワルト・スキー日記:3日目 | ||
|
本当、よくやるよ |
|||||||||||||||||||||
| 今日はいよいよメインイベントともいうべきユングフラウヨッホへ行く。そうはいっても滑るわけではなく、ただの半日観光なのだが、スイスアルプスをちょっとでも知るうえでぜひ訪れたいところだ。ただ単に距離をゴリゴリ滑るだけなら、海外スキーに行く意味は無いだろう(距離だけ滑りたい人は北海道に行くほうがお金と時間をはるかに有効に使える)。 昼食後にクライネシャイデックに戻って、2日前に滑っていないところを滑るというスケジュールとなった。 |
|||||||||||||||||||||
| ■ベルナーオーバーラント全図 (地図はスイス政府観光局のものを加工) |
|||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||
| ■クライネシャイデック・ユングフラウヨッホ地域(上図の上側) (地図は配布パンフを加工) | |||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||
このユングフラウ鉄道はチューリヒの実業家の発案によるという(その人の胸像がヨッホ駅にある)。アイガーグレッチャーまでは1898年、アイガーヴァント駅までは1902年には完成したのだが、途中で資金難になったこと、第一次世界大戦が勃発したこと、トンネル事故で犠牲者を出したことなどで遅れまくり、1912年にユングフラウヨッホまでの全線開通となったのは着工から16年も経ってのことだった。詳しいことはエッセイの方で紹介したい。 アイガーグレッチャーから先は暗いトンネルの中をゴロゴロ登っていくだけなので退屈になるものだが、我らがガイドの菊地さんはえらく色々と知っている人で、ずっと話し続け、聞いていて飽きることがなかった。 しばらくするとアイガーヴァント駅に到着した。この駅は北壁の外側に通じていて、往路のみ5分の休憩をとり、観光客が北壁から外を眺めることができるようになっている。何を好き好んで駅を作ったかというと、もともとここはトンネル工事の時に掘り出したガレキを捨てるのに使っていたそうだ。今ではれっきとした観光名所になっている。夜間も照明をともすのでグリンデルワルトから見ると夜は巨大な真っ暗な北壁に星が輝いているように見えたのだが、今まさにそこに来たのだ。景色としてはグリンデルワルトの村がちょこちょこ、あとは夏だったら緑の草原であったであろう牧草地が広がっていた。それにしてもこれだけなだらかで広い牧草地の眼前に、突然垂直の岩壁が迫っている。どのような地殻変動で形成されたのかわからないが、すごいものだ。またここではトンネル内部をじかに見ることができるのだが、内側をセメントで塗り固めていない、掘りっぱなしの状態になっている。非常に固い花崗岩の岩盤なので不要だったらしい。また、固いからこそ北壁が風化せずに垂直のままでいられたのだろう。 次はアイスメア駅へ。ここでも往路のみの5分の観光休憩があり、窓の外には氷河がセラックとなって流れており、氷河の迫力を眼前で見ることができる(窓、もうちょっときれいなのにしてくれ)。そしてさらに上り、いよいよユングフラウヨッホ駅に到着した。 |
|||||||||||||||||||||
ここでの写真大会のあとは、アイスパレス(氷の宮殿)へ。ここは氷河の下をアリの巣のようにくりぬいて作ったものだが、とにかく下がツルツルで驚いた。こんなところをスキーブーツで歩いたら死ぬだろう。内容は・・・写真を見ていただくのがいいと思うが、とにかく「観光資源になるものはなんでも利用しよう」という努力はうかがえた。 日本でも戦前、富士山に登山用のケーブルカーを設置する計画はあったが当局が却下した。それが環境保護なのか信仰のせいなのか分からないが、スイスはシルトホルンの回転展望レストランといい、徹底している。またこれによって多くの人が気軽にアルプスを楽しむことができるので、アルプスの中にはこういうのがいくつかあってもいいものだ。ちなみに展望台施設でのゴミは列車で降ろされ、汚水もトンネル内のパイプで降ろされるので環境への影響は少ないとのことだ。 展望台の外に出て雪原の上に立ってみた。ここから見るアレッチ氷河は足元の雪からずっとつながっているのでこれも印象的だ。一通り見終わるとレストランに転がり込んだ。ゲレ食なみの内容だが値段は高級ホテルなみだ。無料の使いきりケチャップもここでは有料だ。それにしても野菜が高いなあ。氷河を眼前にしたレストランで休憩していると、もうこれで一日終わったかのような感じだ。 さて、鉄道で今来たルートを戻ることになる。アイガーグレッチャー駅で降りて初日に滑らなかったコースを滑る。クライネシャイデックからチュッゲンのあたりまで滑った。ここから見るアイガー北壁は最も「アイガー」らしく見える。また午後の方が写真撮影には適している。このあたりで何枚もアイガーの写真を撮ったが、この北壁の中をついさっき電車で通っていたのだと思うとまた感慨深いものがある。 しかし、途中で雲行きがよろしくなくなる。遠くベッターホルンの頭に雲がかかりはじめた。ベッターホルンのベッターとは「天気」という意味で、ここに雲がかかると天気が崩れるという。するとアイガーにも雲がかかりはじめた。いまごろヨッホは雪ではないだろうか。天気予報では今日あたりから下り坂というから、ベッターホルンの名は偽りなしだ。 クライネシャイデックからグルントまでロングコースを滑ることになった。北壁の真下あたりで展望窓がどこにあるかを探すことになった。下から見ると本当に小さな窓だ。私が登ったときは3つあったと思ったが、実は7つあるらしい。肉眼ではよく分からなかったが、写真で見るとなんとなくそれらしく見える。 グルントからグリンデルワルトに戻り、散策に出かけた。それにしても今日は景色がよかった。最終日はメンリッヘンがいいかな・・・。 |
|||||||||||||||||||||
| |
|||||||||||||||||||||
| グリンデルワルト駅の朝はいつもこうだ |
登山鉄道、車輪が見えない |
||||||||||||||||||||
| ユングフラウ鉄道。まとめて載せよう |
アイガーグレッチャー駅。 氷河が眼前に迫る |
||||||||||||||||||||
| 右奥にシルトホルンが見えるぞ |
高級な車両だが、小さい |
||||||||||||||||||||
| この巨大な影、アイガーね!? |
さあ、行かなくちゃ |
||||||||||||||||||||
| みんな写真に夢中だ |
アイスメアはジャクジャクだ |
||||||||||||||||||||
| お、押さんでくれ |
みんな、記念写真撮ってないで もう行くぞ |
||||||||||||||||||||
| ユングフラウ鉄道の車両だ |
さあ、着いたぞ |
||||||||||||||||||||
| 日本語の案内もしている |
売店はお土産充実だ |
||||||||||||||||||||
| 出ました、富士山五合目から もらった郵便ポストだ |
スフィンクス展望台は このエレベーターで |
||||||||||||||||||||
| 展望台からメンヒ |
滑らないでね |
||||||||||||||||||||
| この彫刻、融けたんじゃない? |
こういう演出もある |
||||||||||||||||||||
| 分厚い氷河の中であることを 忘れないで |
スケートができそうだ |
||||||||||||||||||||
| なんじゃい |
慎重に歩こう |
||||||||||||||||||||
| 狭い通路があるぞ |
狭い通路の中だが、 閉所恐怖症には無理だ |
||||||||||||||||||||
| これはアザラシかね |
雪原にて |
||||||||||||||||||||
| 雪原からメンヒ |
雪原では、足元からずっと続いて見える |
||||||||||||||||||||
| さあ、戻るぞ |
博物館で。これが登山鉄道のレールだ |
||||||||||||||||||||
| 博物館の内部 |
どうしてこんなサラダが CHF6.7もすんの? |
||||||||||||||||||||
| ううん、これにしようか |
こらあ!左の写真と比べてトマトとパセリがないぞ! ノンアルコールビールを頼んだが、高所のためか泡出まくり |
||||||||||||||||||||
| 夏はごったがえすらしい |
アイガーグレッチャー駅で降りた |
||||||||||||||||||||
| 駅の近くまで氷河がきている |
氷河を背に |
||||||||||||||||||||
| ラウバーホルン(左)とチュッゲン。 麓の集落がクライネシャイデック |
クライネシャイデックに向かって |
||||||||||||||||||||
| しかし広い斜面だ |
下からアイガーを見上げる |
||||||||||||||||||||
| 電車の線路の下をくぐるトンネルだ |
それにしてもバンフの サンシャインビレッジによく似ているなあ |
||||||||||||||||||||
| Tバー用に橋がかかっていたぞ |
ラウバーホルンだ |
||||||||||||||||||||
| アイガーが堂々として見える |
ベッターホルンに向かって。 すばらしい風景だ |
||||||||||||||||||||
| ん?雲が・・・ (望遠) |
やばい、ベッターホルンに雲がかかっているぞ |
||||||||||||||||||||
| アイガーとリフト乗り場 |
アイガーとメンヒ |
||||||||||||||||||||
| アイガーに向かって |
メンヒにも雲が |
||||||||||||||||||||
| ラウバーホルンクワッド手前の Tバー |
このリフトの基点が クライネシャイデックだ |
||||||||||||||||||||
| ラウバーホルンを見上げる |
クライネシャイデックと 雲付きアイガー |
||||||||||||||||||||
| テントは売店だ |
こんな感じだ |
||||||||||||||||||||
| ヤギの彫刻だ |
クライネシャイデックの駅 |
||||||||||||||||||||
| さて、帰るか |
飛ばしやすい斜面が延々と続く |
||||||||||||||||||||
| アイガー北壁を望遠で。 中央に窓が並んでいるの見える? |
左の写真のアップ |
||||||||||||||||||||
| グルント駅 |
こうやって載せます |
||||||||||||||||||||
| 登山電車の席は山側が鋭角になっている |
グリンデルワルトの通りで。そりを売っていたぞ |
||||||||||||||||||||
| 馬車が走っていました |
おすすめのチョコレートアイス。 スプーンはフタをめくって! |
||||||||||||||||||||
| まともだったディナー |
初めて野菜を見た |
||||||||||||||||||||
| アイガーヴァンドの光もなつかしい。 オリオン座がきれいだったが、山頂に怪しい雲が・・・ |
|||||||||||||||||||||
| |
|||||||||||||||||||||
| グリンデルワルトの概要 (タウンガイド) | |
| スキー日記:1日目 ウェンゲン | |
| スキー日記:2日目 シルトホルン | |
| スキー日記:3日目 ユングフラウヨッホ | |
| スキー日記:4日目 フィルスト | |
| スキー日記:5日目 ベルン(休憩日) | |
| スキー日記:6日目 ウェンゲン | |
| スキー日記:7日目 移動日:グリンデルワルト 〜 東京 |