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モニーシャモニ・スキー日記:5日目

  
レズーシュ (Les Houches)  悪天候のときは 
レズーシュのゴンドラ乗り口
ゴンドラ駅
 
 
雲の切れ目から
わずかに晴れ間が出た
  時に

   
いきなり鉄道現る
■いきなり電車があったの
 でびっくりした

   
レースコースだ
■子供たちのレースコース。
 みんな、器用にTバーや
 Jバーに乗る。
  
両手放してるよ
この女の子はむしろ
  年長者だ

  
やってる、やってる!
やってる、やってる!

 シャモニのスキー場で、最も本格的に滑るための大きなスキー場といえば、グランモンテである。今日はそこへ行くつもりであった。朝食を終え、さて、バスに乗ろうかいとホテルの前に集合する。外は天気が良くない。雨や雪は降っていないが、雲が出ていて、山の上はガスっており、いつも見えていたモンブランやミディ峰が見えないのだ。今日はバレブランシュは閉鎖らしい。まあ、当然だろう。
 するとK社の委託先の現地旅行代理店の人がやってきた。彼は奥さんが日本人で、日本語が達者な人だ。「どこへ行きますか?グランモンテ?やめたがいいです、迷子になります、今日は何も見えません。私はこれからお客さんを連れてレズーシュへ行くけど、乗せてってあげます。お金、いりません。」おや、何と嬉しいことを。かくして、バス停の5メートル手前で方針を変更、レズーシュ行きとなった。
 ところで、レズーシュってどこにあるの?何しろ、名前すら聞いたことが無い。地図を見せたら、レス ホウチスと書いてあるところを指差すではないか。へえ、これでレズーシュというのか。
 ワゴン車で他の一般客と一緒に15分ほど乗る。レズーシュに到着。ここで彼らと別れた。帰りは循環バスがあるとのことだ。
 例によってロープウェイかと思ったら、ゴンドラだった。卵型のゴンドラで、日本では五竜とおみか、赤倉の池の平あたりで見たことがあるようなやつだ。これで山の上に上がる。ここは珍しく森林限界よりも下で、木が生えている。しかも、一番下まで滑って降りてくることができるのだ。シャモニらしくないが、ガスっている時は森林があった方が迷わずにすむ。ゴンドラ駅を降りると、とてもガスっていた。いやあ、まいった。とりあえず、滑り出す。ところが前が全く見えない。やばい。知らない土地では、実に不安だ。仲間から「どうなっているのでしょうか」と言われると、「落ち着け」としか言えないが、一番慌てているのが私だ。どうも人も少なめだ。しまいには上下左右すら分からなくなるホワイト・アウト状態になる。私は聴覚や嗅覚で滑られるほど器用ではない。すこし止まっていると、後ろから地元民と思われる若い連中が奇声を発しながら滑り過ぎて行った。頭の中にコースがインプットされているようだ。かなわん。
 少しばかりして、わずかにガスが薄くなる。コース脇の木が見える。林間コースなので、とりあえず滑ることができた。ブレバンやフレジェールのようなコースだったら、大変だっただろうし、グランモンテに行っていたら、本当に参っていただろう。
 下の方はガスが晴れていたが、標高が1000m程度で、雪が悪い。リフトで上にいくと、まだガスっていた。あれこれしながら隣の峰へ移る。やや南よりの斜面はガスが晴れていた。そして登山鉄道の線路があり、少し下ると車両があった。駅の前にはホテルもあり、ホテル前のバーンは大きく、スキーのポールコースがいくつも並んでいた。レースの合宿らしい。大勢いる。でもよく見ると、子供ばかりだ。げっ、うまい!将来のメダリストたちか!?とにかく本格的だ。
 レストランで昼食。熱いスープがうまい。このスキー場はどこか日本的な感じがして懐かしく思ったのだが、要は木が生えているのだ。他のスキー場のようにド迫力の景観があるわけではないので、観光客はあまり来ないが、その代わり子供向けのやさしいコースも多く、あるコースでは貸切でポールを立てていた。
 フランスに来た実感がわくスキー場ではないが、悪天候の日にはいいだろう。ここのところ、海外スキーはずっと晴天に恵まれていたので、よしとしよう。
 2時過ぎには終了。晴れ間が出て、シャモニの町が遠くに見える。明日は天気はいいらしい。最終日だから、明日こそグランモンテに行こう。循環バスに乗ってシャモニの町に戻った。



古めかしいロープウェイの駅だ 誰が住んでいるのか 卵型リフト
■隣の峰の下にあるロープウェイ
 の駅。石造りだ!
■左の駅の前の喫茶店。
 面白い造りだねえ。
これが卵型のゴンドラだ
   
やるな 雲の合間から スーパーの名前がカシノ
きっと、俺より速いん
  だろうなあ
晴れ間からシャモニの町が
  見える
 
スーパーマーケットは小さい。
   
今度は赤球だ! メニューもいろいろ お巡りさん
今度は赤い玉をのっけ
  てるよ
メニューは8カ国語で お巡りさんと市民
   
屋根のある橋
屋根のある橋
   
■シャモニの町からシャモニ針峰群を見上げたところ(下3分の1のシルエットはホテルの屋根)
 3000m級の針峰群に見下ろされているのが分かる。右の高い峰がエギュイユ・ドゥ・ミディ。
 今日のTIPは、上記の通りだ。計画時には悪天候の日もあるものと考えて、スキー場を選ぶといい。場合によっては当日の空を見て判断するのもいい。また、1週間の滞在ならば、早めに切り上げて、街中を時間をかけて見物する日を2日くらいは欲しい。
 
シャモニ・スキーの概要
日記:1日目(東京 〜 ジュネーブ 〜 シャモニ 移動日)
日記:2日目(ブレバン)
日記:3日目(バレブランシュ)
日記:4日目(フレジェール)
日記:5日目(レズーシュ)
日記:6日目(ロニオン・グランモンテ + エギュイーユ・デュ・ミディ)
日記:7日目(シャモニ 〜 ジュネーブ 〜 東京 移動日)
 
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