スレドボ・ペリシャブルー日記:8〜9日目
ジンダバイン〜キャンベラ〜シドニー〜関西空港〜東京 移動日
今日は観光だ!
今日は移動日である。ただし、帰りはシドニーの1日観光付である。
海外スキーではたいてい、都市観光が付いている場合が多い。これは飛行機の便の都合によるものが大であるが、せっかくの海外旅行でもあるので、こういう日もいいだろう。
私のスキー歴のパターンでいえば、
ウィスラー |
バンクーバー(到着日に半日:個人旅行) |
レイクタホ |
サンフランシスコ(帰りに1日) |
マウントハット |
クライストチャーチ(到着日と帰りに半日ずつ) |
クイーンズタウン |
オークランド(帰りに1日:バス事件で行けなかった) |
シャモニ |
無し |
ツェルマット |
ジュネーブ(到着日に半日) |
といったところか。
このスレドボ・ペリシャブルーは、到着日にキャンベラ半日があったから、帰国日にシドニー1日というのは贅沢であるが、もうすぐオリンピックが開催される都市なのだから、じっくり見てみるのもいいだろう。
そういうわけで、バスでジンダバインを出る。牛や羊の中を通って、キャンベラの空港へ。シドニーの空港を降りてバスで市内を
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■これがオペラハウスだ
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■おもしろい形だ
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■有名な橋(名前は忘れた)
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■モノレールだ!
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回る。おおよそのめぼしを付けて、土地カンを付けておく。とりあえず、定番のオペラハウスへ行く。行ったことがある人からは、小さくてがっかりするよと言われて覚悟していたので、思っていたよりも大きかった。
昼食は市内の日本食店だ。このツアーは料金は高めだが、昼食も含まれていた。味も外国とは思えないほどいい。
雨が降ってきたので、傘をさして歩く。公園からモノレールに乗る。ここのモノレールはビルに沿って走るので驚いた。
マーケットプレイスで買い物し、チャイナタウンを見る。回転寿司もあるのにびっくりした。そしてピエールカルダンが「世界で最も美しい」と言った百貨店、QBB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)に行く。その後、あちこちの土産物屋を回り、集合場所からバスでホテルへ。ここであの老人軍団はホテルに泊まらず夜行飛行機で日本へ帰った(沢田先生は翌週に入る生徒たちのためにジンダバインに残ったが、川端先生は我々と一緒に帰国する)。我々はシドニー最大の歓楽街にあるホテルへ。だいたい、新宿の歌舞伎町のようなところだと思えばいい。目つきの悪そうなのもチョロチョロしていてよろしい。
翌日、飛行機でまっすぐ関空へ。羽田に到着したのは夜になってからだった。東京は蒸し暑い。女の子がスキー板を持っていたので、山手線に乗るときは、周囲の乗客を驚かせていた。
最後に、沢田先生のことを。
私がスキー2級を目指した時、初めて買ったビデオが「沢田敦のバッヂテスト2級合格」(JTB)であった。これをコリコリと繰り返し視聴し、合格したようなものだ。続いて同じシリーズの1級合格も買った。私は沢田先生に私淑していたことになる。
だから、初めて食堂で同じテーブルでお話できた時は光栄であった。ビデオで合格した話をしたら、「うわーっはっはっは」と笑っておられた。
先生はとても気配りがきく人で、周囲で話が少ない人がいると、あれこれ話し掛けては場を作っていた。日本からしょうゆを持参しており、ステーキのソースの味が薄いと、みんなにも使うように勧めていた(これ以来、私もしょうゆを海外に持っていくようになった。もしあなたがタイ人なら、ナンプラー持参だ!)。さらに追っかけの女性も数人いるようで、日本でもザウスでの特別レッスンに参加し、このスレドボキャンプも今年が初めてではないという。
噂には聞いていたが、津軽弁で歌うカラオケや、山本リンダの真似は簡単にできるもんじゃない。非常に多くのファンがいるというが、納得がいくものである。
なお、その年の年末に鰺ヶ沢に行って、再会することができた。本科生ではなく、ただのフリー参加組ではあったが、覚えていてくれた。その場にはあの追っかけのおばさんもいたことは言うまでも無い。
現在、沢田先生は青森県の鰺ヶ沢スキースクールの校長をしておられる。ぜひ、行ってみよう。
今日のアルバム
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