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マウントハット (1-2日目:移動日)

 東京 → オークランド → クライストチャーチ → メスベン
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ニュージーランド
ニュージーランド行きの飛行機だ
クライストチャーチ
クライストチャーチに到着
クライストチャーチ  
 ちょうど何かのフェスティバルをやっていて、
大道芸人も繰り出していた
 
メスベン
メスベンのスーパー。こんな感じ
クライストチャーチ
初日はウェルカムディナー。
伊東デモ、よろしくお願いします!
クライストチャーチ
ステーキの毎日が続くことになる

 今回の海外スキーは、私の今までに無い特別なスキーツアーとなる。それは、生まれて初めてのデモキャンプだ。成田空港で伊東秀人デモを見かける。挨拶はできなかったが、一瞬、緊張した。
 オークランドまではかったるい飛行機だ。席に座って寝るのは、職場では得意だが、飛行機の中では苦手だ。おまけにどこかの高校生の団体のうるさいのがいて、どうもしっくりせずにオークランドに到着。時差が無いのと、初日は観光日であることがせめてもの救いだ。
 クライストチャーチで結団式(らしきもの)があった。普通のスキーツアーよりもやたら男の比率が高かった。しかも全員タバコを吸わないというのが分かり、こりゃあ本格的スポーツマンの集まりで、えらいキャンプに参加してしまったと今から腰が引けはじめた。そのうえ大酒呑みは一人もいないというではないか(これは数名の嘘つきがいたことが後日バレる)。とはいえ、お金を払ったんだから、せいぜい楽しんで帰ろうと思った。
 
 午前中はクライストチャーチの市内観光だ。個人の庭園と、街中のバザール会場などを見学。はっきり言って、すぐに飽きるが、初日の半日観光ならちょうどいいという感じだ。
 飛行機で隣の席だった人で、短大の体育教師をしているというレーサーがいた。彼はマウントハットのリピーターだが、「メスベンなんかは、本当に何も無いよ」という。どうしよう。早くも暗雲が・・・

 バスで2時間ほど移動し、スキーの基地となるメスベンの町に到着した。ホテルの部屋は3人の相部屋で、私はその体育教師Nさんと、ロサンゼルスから来たという日本向け商品を扱う商社の社員、Wさんといっしょだ。部屋はキッチンやバストイレが共同になるが、個室だった。5分ほど歩いたところにスーパーが2件ある。歩いてみると、本当に何も無いところだ。夜は出歩くものではない。というか、真っ暗で出歩けない。朝食を買出してホテルに戻る。
 同室の商社マンは先週まで、クイーンズタウンで他のデモキャンプに参加していて、今日からはクライストチャーチで合流して、また1週間のスキーだそうだ。テクニカルプライズを持っているというから、うまいんだろうなあ。
 彼の話では先週のキャンプに参加したところ、デモにもいろいろタイプがあることが分かったという。渡辺一樹デモはえらい親切丁寧で熱心だったが、志鷹デモはえらい体育会系で、生徒に「そんなんじゃダメだぁ!」とかどやしつけるので、生徒たちは萎縮してやる気を無くしていたという。伊東デモはどんなかな?。
 それと、デモがレッスンをしていたら、地元のスクールからクレームが入って、いろいろ面倒があったらしい。仲間同士で教えあっていても、スクールからは「ちゃんとスクールに入れ」と言われるとウィスラーで聞いたことがあるが、日本では信じられないことだ。
 体育教師の人は今まで非常に多くの海外スキーを経験しているそうだ。そして「ヨーロッパが最高」と言うではないか。私はこの時点ではまだヨーロッパに行ったことがなかったので、よし、いつかツェルマットかシャモニに行こうと思った。
 
 初めての夕食はウェルカムディナーだ。伊東デモが私の目の前に座った。どうしよう。最初はとてもキンチョーしたが、伊東デモはとても気さくな人だ。しかもホスピタリティにあふれている。2人の女性(お互いの面識はなかったというが)はどうもオッカケらしい。
 伊東デモの人柄によるものも大きいが、やはり同じ趣味、趣向で集まっているのは、同じ宗教の信者の集会のようなもので、短時間で異様に打解けた雰囲気になる。非常に面白いディナーであった。みんな、面白そうな連中ばかりだし。(トコロガナント、衝撃の事実は最終日の追記で!!)

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クライストチャーチ クライストチャーチ
 これがCDだ  アートらしい
クライストチャーチ クライストチャーチ
 四輪自転車だ  家族で利用かな
クライストチャーチ クライストチャーチ
あちこちにいる これは大道芸らしい
クライストチャーチ クライストチャーチ
 歴史ある建物だ  気持ち悪いが、ワインのホルダーだ
クライストチャーチ クライストチャーチ
 アブドラ・ザ・ブッチャーの靴みたいだ  こちらはチェス。あまりうまくない
クライストチャーチ クライストチャーチ
色鮮やかなロウソクだ 気持ち悪いのがお好きなようだ
クライストチャーチ クライストチャーチ
いろいろあるぞ 日本人が似顔絵かきをやっていた
クライストチャーチ
町のシンボルの教会だ
スキー
クライストチャーチの空港で最初に注意することは、「smoking free」という看板だ。これは「タバコを自由に吸っていいよ」ではなく、「禁煙」という意味である。これを「ここはいいのか」と思って吸うと、係員から「どこに目をつけてんだ」と怒られるそうだ。

 次に、ビールはCDという銘柄がいい。これはカンタベリー・ドラフトの略で、カンタベリーとはクライストチャーチ一帯の平野の名前だ。非常に普通に飲まれている。下の写真にもあるが、クライストチャーチの空港の前には巨大な看板がある(数年前、クイーンズタウンに行くときには携帯電話の広告塔だったが)。
 
マウントハットの概要
⇒ 日記:1・2日目(東京 〜 クライストチャーチ 〜 メスベン 移動日)
日記:3日目(足慣らし)
日記:4・5日目(トレーニング)
日記:6日目(ヘリスキー!)
日記:7日目(レース)
日記:8・9日目(メスベン 〜 クライストチャーチ 〜 東京 )
  
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