レイクタホ・スキー日記:2日目


    ヘブンリー

  
                      湖と砂漠のスキー場



  
ネバダ州側(砂漠側) カリフォルニア州側(湖側)
 
■カリフォルニア側は湖を見ながら
■ネバダ側は砂漠だ
■州境はここだ

いよいよヘブンリースキーの日である。朝、簡単に食事をしてからホテル前に集合。ホテルからは湖に向かって裏山にあたる、ヘブンリーに行くのだが、このツアーは専用送迎バスではなく、循環バスを利用する。
 方向感覚を失うほどグルグルとあちこちのカジノホテルに立ち寄り、スキー客を乗せながらバスは15分ほどでヘブンリーのネバダ側の入口へ到着。タクシーなら3分といったところだ。
 リフト券をクレジットカードで買う。ベースからは長いリフトが1本出ている。脇のコースは雪が腐っているようだ。ほとんど移動用のリフトである。
 上部はだいぶ雪質が良くなっていた。そこからさらにカリフォルニア側に登ると、見えてきました、レイクタホが。
 湖が見えるスキー場といえば、私は白馬にある青木湖が1位だと思う。湖の近さでいえば、そうだろう。しかし、ここは見下ろす位置の標高差と湖の大きさ、雄大さという点では勝っている。さらにネバダ側を見ると、本当、ガイドブックにあるように砂漠が広がっているのだ。このサイトの「変な写真集」の「何見て滑る」にあるように、いろいろ変なものを見て滑る経験をしてきたが、砂漠を見ながら滑るのは初めてだ。

 湖を見ながら滑るのは他に糠平温泉、猪苗代、羽鳥湖、白樺平、玉原など多い。吹雪いていたが、田代もそうだ。村里先生は秋田田沢湖も推薦していた(私は行ったことが無い)。でも、さすがに砂漠となると世界にも例は少ないだろう。

 さて、初日で風景を楽しめたことはラッキーであった。堪能したあと、一団は最高地点へ向かう。このあたりに州境となる場所があり、そこには看板があるのだ(写真見て)。
 初日なので飛ばさないようにして滑る。お年寄りのメンバーは、なかなかやるようだ。小回りはやらないが、急斜面でもとりあえず滑ることができる。現役2級くらいはあるようだ。先生もあえてコブには入らないようにしているようだ。
 あの女の子はかわいい顔してなかなかやる。某スキーメーカーのレースチームに出入りしているとかで、デモをけっこう知っているようだ。某スキー雑誌で外人デモの誌上レッスンのモデルもやったことがあるらしい。白馬八方尾根で1級をとっただと。ううむ、ムキになるのはよそう。でも、やっぱり路線が違うというか、レーサー系の人間とは、信奉する神様が違う気がする。

 ランチは写真の通り、野外でハンバーガーというアメリカンスタイルだ。いや、いいもんだ。
 初日なので、軽く全コースを見る感じで滑り、カリフォルニア側のベースからバスでホテルに戻った。夕食は近くのレストランでとる。最初は不安を感じたツアーだったが、明日から希望が持てそうだ。




 同室の村里先生が私のスキー板を触って、「何だこれは〜!?」と驚いていた。エッヂが丸まっているかららしい。「いけませんか?」と言って自分も触ってみたら、エッヂを触るときは上面から触る方がいいという。これって、基本的なことではないだろうか?。ちゃんとエッヂの手入れもしておこう。キレが全然違ってくる。
 私は社会人になってからスキーを始めたので、身近に相談する人がいなかった。こういう基本的なことを知らずに、よく1級なんか取ったものだ。なお、似たような話でこの年の夏、伊東秀人デモを驚かす事件があった。マウントハット4日目読んで。


今日のアルバム   

■ホテルの待合所。リフトの
 ベンチの壁にはスキー場の
 絵が!気分はスキーだ!
■ネバダ側のベースセンター ■左がネバダ側だ
  
■ネバダ側ゲートは人が少ない ■下のリフトは移動用 ■上部は雪がいい
  
■ランチはハンバーガーだ ■黄色いおじさんの視線は気にしないで ■山を見ながら
 
■救助犬だ ■正面は浅間山か!? ■きれいだ
 
■見よ!左は湖、右は砂漠だ ■上部のリフト ■ネバダ側は荒涼としている
 
■左のステーキハウスは後日、
 行ったぞ
■カリフォルニア側は地味だ ■ネバダ側のカジノホテル
 
■船とレイクタホ


レイクタホの概要
日記:1日目(東京 〜 リノ 〜 レイクタホ  移動日)
日記:2日目(ヘブンリー)
日記:3日目(ヘブンリー)
日記:4日目(スコーバレー)
日記:5日目(カーウッド)
日記:6・7日目(レイクタホ 〜 サンフランシスコ 観光  〜 東京 移動日)