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栃木

 ハンターマウンテンマウントジーズ白河高原
 メイプルリゾート、鶏頂山、エーデルワイス
スキー
      人工雪のスキー場はここまできたか
 雪だるま ハンターマウンテン (ハンターマウンテン塩原)
テレカ ハンターマウンテン
テレカ
ハンターマウンテン
コース名もニューヨーク

スノーマシン(人工降雪機)の規模としては、日本最大規模を誇る。標高がベースで1000mを超えており、会津高原ほど豪雪地帯というわけではないが、気温が低いので、スノーマシンの利点が生かされるということらしい。何よりもスキーヤーの大供給源である東京からのアクセスがいいので、強引にでもスキー場を作りたかったのだろう。ちなみにニューヨーク郊外にも同じ名前のスキー場があり、都会のアーバンリゾートとしての機能を模している。
 西那須野塩原ICからトロトロ山道を登り、塩原温泉を経由して45分。実際には、スキー客の車が多くて、狭い山道の路肩でチェーンを付けているタコ助もいて、1時間はかかってしまった。
 比較的新しいスキー場であることもあり、レイアウトは非常に効率的だ。2400mのゴンドラを主力に、リフトが機能的に配置され、その1本の長さも長い。ゴンドラで登った場合、コブ斜面を避けようとするとレキシントン・アベニューが混雑してしまうが、それを避けるためにクワッドがあり、バランスを良いものにしている。
 言い遅れたが、このスキー場のコース名はマンハッタンの通りの名前を採用している。
 全体的に人工降雪ということもあり、アイスバーン気味な印象があったが、施設等は新しく、快適であった。
 下の初心者コース横にある第一クワッドに乗ると、右側には降雪機用の貯水池がいくつも見える。気温さえ下がれば、スキー場は造れるものだということを実感した。

スキー
ハンターマウンテン ハンターマウンテン
ゴンドラに乗るには、
階段を登るのでくたびれる
中腹のコースだ。バーンは硬い
ハンターマウンテン ハンターマウンテン
スピードの出しすぎに注意だ ゴンドラ脇のコース
ハンターマウンテン ハンターマウンテン
センターハウスは広い なかなかいい
ハンターマウンテン
何の鐘だ?!
スキー
 食べ物のお土産を買うなら、塩原温泉で温泉まんじゅうを買うの
がいい。道路の脇に湯気が噴出している店が多いので、すぐに分かる。
スキー
      ボーダー天国
 雪だるま マウントジーンズ (マウント・ジーンズ・スノーリゾート那須)
テレカ マウントジーンズ
テレカ
マウントジーンズ
駐車場からはこのエスカレーターで
センターハウスへ
 スノーボーダーが多いことで有名なスキー場だ。
 ゴンドラは8人乗りと大きいのが目に付いた。全体のレイアウトも尾根に沿って縦長で、リフトの架け方も効率的であり、新しいスキー場の特長がよく出ている。
 ところで、このマウントジーンズほど、乗用車で来る客の誘導に必死になったスキー場は無いのではないか。
 なぜかというと、このスキー場の最大の弱点は、ボケッとして行くととんでもない金がかかることにある。なにしろ、うっかり有料道路を2つくらい通過してしまうと1000円くらいすっ飛ぶのだ。客足が遠のく。そのためには、回り道をさせるしかない。彼らが打った手は、東北道那須ICから脇道を通ってスキー場へ来られるように標識をビシビシ立てたということだ。のどかな牧場の脇を通ったりもするが、それにしても脇道を誘導していくスキー場なんて他にあるだろうか。私は気に入った。
 とにかくボーダーが多い。もしも私がボーダーに転向することがあれば、また来てみたいところだ。
スキー
マウントジーンズ マウントジーンズ
ビッグなゴンドラだ やかましい看板だ
マウントジーンズ マウントジーンズ
新しいスキー場はすべてが機能的だ 快適なセンターハウス
マウントジーンズ
お金を入れてちょうだい
スキー
 帰り道では、牧場の中を通るのも面白い。牧場の名前は忘れたけど、生乳のアイスクリームはおいしい。今でも売っているかなあ。
スキー
      改名だけでは
 雪だるま 白河高原
テレカ 白河高原
テレカ
白河高原
メインコースの上に雪が吹き上げ
られ、左でボーダーが呆然と見ている。

数年前までは、赤面山(あかづらやま)スキー場と呼ばれていたスキー場である。ネーミングがとぼけたイメージなので改名したのか分からないが、名前を変えても集客には関係ないのでは。なにしろ、マウントジーンズが近くにあるため、すいている。クワッド1基とペアリフト4基の構成で、リフト1日券が4000円(マウントジーンズはゴンドラまであって4300円)なので、相当高いと思う。
 マウントジーンズとの差別化を目指すなら、ファミリー指向ではないだろうか。マウントジーンズが、スノボの若者が多すぎるからだ。
 12月、マウントジーンズの帰りがけに、とりあず1回でも滑ってみるかと、1回券を数枚買って滑ってみたが、笑ってしまった。強風のため、スノーマシンの雪が空高く舞い上がっており、全然積もっていないのだ。滑ろうものなら、下から吹き上げるスノーマシンの雪で前が見えやしないし、石ころがあちこちで露出していた。スキー場の人は、「12月上旬には雪があったのに、ここんとこの強風で、飛んでしまったんですよ。」と説明してくれた。でもね、それは圧雪しなかったんでしょう?現に、今だって、圧雪しながらでもスノーメイキングしないと、みんな飛んでっちゃうよ!のんきなスキー場であった。

スキー
白河高原 白河高原
白河高原スキー場入り口。
駐車場はガラガラだ
寂しさ満点だ
白河高原 白河高原
ほんの数名、滑っていた 下から人工雪が吹き上げてくる
スキー
 マウントジーンズが大混雑の時は、ここに来る手もある。また、ナイターはマウントジーンズは無いが、ここはやっている(念のため、最新情報を確認してね)。
スキー
      兄弟と義兄弟
 雪だるま メイプルヒル、鶏頂山、エーデルワイス
テレカ メイプルヒル    
テレカ(メイプルヒル)
テレカ 鶏頂山
テレカ(鶏頂山)
テレカ エーデルワイス
テレカ(エーデルワイス)
 この3つのスキー場は、連絡コースによってつながっているのだが、メイプルと鶏頂山(けいちょうざん)は、リフト券が共通で、血のつながった兄弟のようなものだが、エーデルワイスはリフト券が別で、いわば義兄弟のようなものだ。注意が必要。
 メイプルには、スキーセンター前に大きなバーンがあり、実に広々としている。私としては、その左にあるライラックコースの方がおすすめだ。初心者が少ないので、滑りやすい。リフトが高速なので、けっこう、気に入った。ライラックと並行しているメイプルも広くて斜度もいいが、ボーダー、そしてファミリーが多いのに注意だ。
 鶏頂山は、細長い林間コース主体という感じで、非常に落ち着いた雰囲気を醸し出している。リフト券の売店が、戦前からあるような、木造の民家みたいな小屋になっている。田舎のロコスキー場といった感じで、もしメイプルとエーデルワイスがなかったらどうなっていたんだろう。
 エーデルワイスはぐっと近代的になり、、とにかく、ボーダーが多い。あるコースい入ったら、「しまった、ボーダー専用コースに入ってしまったか」と思うほどボーダーが多かった。事実、ボーダー専用コースはあるのだ。
 駐車場料金が無料なのも、若者を引き付ける要素だろう。
スキー
メイプルヒル メイプルヒル
エントランスではカナダと日本の
国旗がずっと並んでいた
  
メイプルのマークだ
メイプルヒル メイプルヒル
中はきれいだ 3番目に、酒に酔っていたら
乗れないとある
  
メイプルヒル メイプルヒル
これがライラックコースだ
  
メイプルは幅が広くて人気だ
  
メイプルヒル メイプルヒル
人気リフトは行列だ いい感じだ
メイプルヒル 鶏頂山
メイプルを下から 木造がいい
鶏頂山 鶏頂山
木造お手洗いは、水洗だったか
確認し忘れた
ニワトリが鶏頂山のキャラクターだ
鶏頂山 鶏頂山
このあばら家みたいな
スノボスクール、生徒来るのか?
  
この新しいリフト券売り場も木造だ
鶏頂山 エーデルワイス
エーデルは別料金だよ! エーデルのセンターハウス
エーデルワイス エーデルワイス
エーデルはスイスのイメージだ! 食堂にはスイスの州の旗が並ぶ
エーデルワイス エーデルワイス
スイスといえばやっぱり、
セントバーバードでしょう
  
スノボスクールだ
エーデルワイス エーデルワイス
スノボが多い がんばろう!
スキー
 メイプルで駐車料金を払って駐車し、一日券でメイプルと鶏頂山を滑り、1回券でエーデルワイスを数回滑ったが、今考えれば、エーデルの無料駐車場に駐車し、1回券でメイプル側に移動し、そちらで1日券を買っておけば同じことで、駐車料金がういたはずだった。
 今でもそうなら、この手は使える。念のためにチェックしてみて。
福島(南部)矢 矢群馬(水上)
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