パラダ、アサマ2000、湯の丸、菅平、峰の原、軽井沢プリンス |
|
カリカリコンビニスキー場 |
パラダ |
|
|
テレカ |
|
|
|
テレカ |
|
|
|
1月に行ったのに、
春スキーみたい |
|
|
|
浅間山がきれいだ |
|
パラダは、高速道路のパーキングエリア(佐久平PA:テレカの右側下)に直結しており、ここからスキーセンターにアクセスできるという、変り種のスキー場である。他に高速道路に向かって滑るスキー場は宮城県のセント・メリーくらいであろうか。
この佐久平PAを利用した場合、滑り終わったら、パーキングエリアからそのまま佐久平のICをいったん降りて、Uターンして佐久平ICから高速道登り線に入って帰ることになる。この他、下の道を走り、ノースパラダ(テレカの左下側)からアクセスすることもできる。私が行った時は満車だったので、やむをえずこのルートを通った。
コースはやや細いが、浅間山がきれいに見えて、手軽にスキーを楽しむにはいいだろう。晴天率が高いのもいい。ただし、寒いとはいえ、雪はあまり降らないので、人工降雪機がメインとなり、当然、カリカリ気味のバーンとなる。私が行った時は、アイスバーンの上に粉を吹いたような雪質で、この吹き溜まりを見つけてターンしないとスリップしそうだった。
とはいえ、アクセスのしやすさと晴天率の高さは魅力だ。コンビニスキー場の筆頭に上げられるだろう。
|
|
|
|
下の方は平坦だ |
駐車場の先に高速道路があり、小さく
車が並んで走っているのが見える |
|
|
浅間山がかっこいい |
ベース付近の浅間山 |
|
|
さすがにパーキングエリアは満車になりやすい。私が使ったノースパラダはICから降りて複雑なルートを通るので面倒であり、ここの最大の持ち味であるコンビニ度が薄れてしまう。子供を連れて菅平に行くつもりが、現地が悪天候と分かった時などにオプションとして使うのもいいだろう。晴天率の高さも強みなのだ。 |
|
|
ベースの標高日本一のスキー場 |
アサマ2000 |
アサマ2000はその名の通り、浅間山の山麓、尾根の北斜面(群馬県側)に広がるややなだらかな高原にあるスキー場で、以前は「高峰高原スキー場」と言っていたらしい。最高地点の標高は2050mと2000m級であるが、ベースの高さ1880mはスキー場のベースの標高としては日本一である。さらに北向き斜面で雪質は非常に良く、GWまで営業している。
ちょうど向かいに南向きの表万座スキー場が遠望できるが、浅間山は尾根に隠れて見ることはできない。
ここは、私が2級に合格したスキー場で、これについてはスーパーエッセイで詳しくお話したいが、3月21日の春分の日に受検して、雪質がすごく良かったので、発表前に「今日は採点を厳しくしました」と言われてヒヤッとした思い出がある。ロングコースは無いが、ステージ2という、バッヂテストの練習には最適なバーンがある。私が受検した時は普通のリフトだったが、今はクワッドに架け替えられたので、また行ってみたいスキー場だ。トレーニングには最適だ。春でもいい雪が欲しいという人にお勧めしたい。
|
|
|
|
|
昔は高峰高原と呼ばれていた |
バッヂテストは右のバーンだ |
|
|
雪質はいい |
奥のバーン |
|
|
小諸ICから南斜面を登りきり、県境の尾根の北斜面を少し下った所にある。ここまで何とかチェーン無しで登ってきても、ここで油断すると危険である。真冬に行く人は注意しよう。 |
|
|
メジャーデビューなるか |
湯の丸 |
|
|
湯の丸山を見ながら |
|
湯の丸は、小諸ICから鹿沢ハイランドへ行く道の途中、地蔵峠にあるスキー場だ。
ちんまりしたリフトが数本のちんまりしたスキー場で、道路を挟んで二つに分断されているので、スケールとしては小さく、多くの客は鹿沢へ行ってしまうのだろう。ところが、99年シーズンに高速カプセルリフトを従えたロングコースが新設され、メジャーに生まれ変わろうかと注目されている。
私が行ったのは96年で、バッヂ1級を受検するためだった。広いスキー場は自由に滑る時で、狭いスキー場はバッヂテストのように、存分に滑れない時に利用していたのだ。結局、落ちてしまったのだが、混雑期でも比較的すいているので、鹿沢に行くくらいなら、ここで滑ることをお勧めする。
|
|
|
|
|
上の写真と対面するバーン |
私を落として下さったスクールだ |
|
|
「雪山賛歌」という歌は、この山が吹雪きで登れなかった時に、学生が気晴らしのために、クレメンタインの曲に歌詞をあてはめて創ったものだ。その記念碑がスキー場の上部にある。そこで「雪山賛歌」を歌おう! |
|
|
便利になりすぎたスキーの聖地 |
菅平 |
|
|
テレカ |
|
|
|
テレカ |
|
|
|
シーハイルコース。
ラグビーのゴールが菅平らしい |
|
|
|
シーハイル上部から、
ダボスゲレンデと根子岳 |
|
|
|
ダボスより遠くに
オオマツゲレンデ |
|
夏は各大学のラグビー合宿の聖地であるが、冬は多くのスキークラブ、スキー部、そしてスクールの合宿で有名である。
標高は1200〜1600m級だが、地形的に雪の量と質が良い。スキー場は非常に広大だが、大きくオオマツとダボス・裏太郎の二つに分かれており、両者は連絡していない。ダボス側は緩斜面が多く、学校のスキーの修学旅行で大賑わいだ。裏太郎は一つの山をほとんど丸刈りにしたスキー場で、斜度が確保されている。また、宿泊施設も多く、ゲレンデ近くのホテルにはSIAのスクールが用心棒のように1つづつ受付カウンターを持っており、宿泊とパックのスキースクールを開催している。
さて、私が行ったのは、スキーを本格的に始めて2年目、初めてのスキー合宿(1泊2日)に参加した時だ。この辺は「バッヂテスト物語(2)」に譲るとして、3月の割には、雪質が良かったなという印象がある。特にバッヂ検定が行われるシーハイルゲレンデは、北向き斜面で練習に最適だ。今ではリフトがトリプルになっているので、体育会系の人にはいいだろう。あちこちのスクールのレッスンも見ることができる。
ところで、私がスキーを始めた時、すでに高速道路は佐久平までICが完成しており、翌年には小諸、さらに翌年は更埴に接続した。そのため、東京から上田菅平ICまで高速道路で一気に到達できるのだ。ここから30分も山道を登ればスキー場に着くので、完全に日帰り圏内といえる。菅平ファンの友人は、「昔は碓氷峠でチェーン着けて、はずして、菅平でまた着けて、なんてやってたんですよ。日帰りなんて夢みたい」と言っていた。ひょっとしたら、宿泊しない客が増えて、ホテルも集客競争になるのではと期待している。
|
|
|
|
|
間山がきれいだ |
間山がきれいだ |
|
|
ダボスより、右が裏太郎で
左遠くがオオマツゲレンデだ |
シュワルツコース |
|
|
腰にあてがうバー
(通常の客は使うなだと) |
ヘリスキーだ!! |
|
|
シュナイダーの塔。知らない
人が見たらお墓と思われる |
|
|
|
日本では数少ない、ヘリスキーができる所だ。根子岳まで飛ばしてくれるので、あとはゆっくり下山する。値段は高いが、とにかくヘリに乗ってみたい人は試してみよう。 |
|
|
ちょっとした穴場スキー場 |
峰の原 |
|
|
テレカ |
|
|
|
コースはよく整備されていた |
|
|
|
これが託児所だ。左の子は
お母さんを待っているのかな |
|
菅平の衛星スキー場と言っては失礼だが、かといって菅平が無かったら、単独ではスキー場にならなかっただろう。
菅平に近く、広さは裏太郎ほどだ。ペアリフト2つしかないが、菅平と同格の雪質を誇り、リフト券も菅平が4500円に対して3500円であり、4時間券もある。縦横無尽に滑るわけでなければ、こういう選択肢もいい。また、大混雑するような日にはこちらの方がおすすめ、ということになる。菅平を利用する人はオプションとして考えておいたほうがいいだろう。
ロングコースは無いが、そのへんも菅平と同じ。コリコリとトレーニングをするのにはいい。私は、新品のスキー板の慣らしをここでやった。
託児所を見たが、割烹着を来た地元のオバサンが数人いたのを見て、うなってしまった。
|
|
|
|
|
ベースがぺったんこだ |
シャモニーコース |
|
|
下の赤い中級は
ウィスラーコースだ |
こんなコースもある |
|
|
レストランの名は「みね」だ |
|
|
ここのTIPは無し! |
|
|
ミーハーカリカリスキー場 |
軽井沢 |
|
|
テレカ |
|
|
|
浅間山を望むが、
手前の山がじゃま |
|
|
|
山頂付近で。遠くに浅間山が
見えるが、あとは田畑だ |
|
山を韓国のスキー場のように、バリカンで削るようにしてコースを作り、リフトを架けまくったスキー場だ。人工降雪機の数も多く、晴天率の高い中でスキーを楽しむことができる。しかし、カリンコリンはいたしかたない。
私はトレーニングのつもりでスクールに入ったのだが、これがまたリフトの優先乗車権が無いので、どえらい待たされる。スクールの班に、リフトに並ぶのが下手な女の子がいたりすると、全員がリフトを降りるのに時間がかかる。堤氏のプリンスのスキー場だから、堤氏のSAJは大手を振ってリフトに乗れるだろう、なんてのは甘い考えであった。1日コースに入るんじゃなかった。
屋根の無い山ごと室内スキー場だと思った方がいいだろう。
|
|
|
|
|
朝、うっすらと霜が降りていた |
景色はいい |
|
|
浅間山はどこからでも見える |
1人乗りレーンを
設けているのはよい |
|
|
このコースはすいていたが
カリカリだった |
日暮れが近づくころの
浅間山だ |
|
|
大混雑してるが、天気がいいという時は、早めに切り上げて、帰りは鬼押出しハイウェーを利用しよう。浅間山がきれいだ。通行料には眺望料も含まれていると考えるならば、納得できるだろう。 |
|