妙高杉の原、池の平、赤倉温泉、妙高パインバレー、キューピットバレー、アライ |
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日本有数のロングコース |
妙高杉の原 |
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テレカ |
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Jバーもあったが、動いてなかった |
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古いゴンドラが休憩所となる。
プリンス系がよくやる |
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ロングコースといえば、草津に8km、蔵王に10kmといったコースがあるが、両方とも標高差は800〜900m程度だ。しかも途中には急斜面もあれば緩斜面もあり、山道のような、細くて滑りにくい迂回道を経由して、無理に長く滑っての話だ。
優れたロングコースとは、絶対的な標高差と長さだけではなく、斜面の内容といった。質的な部分も評価しなければならない。富良野は4kmだが、標高差が970mあり、しかもコブになるような急斜面もなければ、漕ぎたくなるような緩斜面も無しでの4kmなので、ロングクルージングのためのクオリティは草津・蔵王以上であり、滑走感は何倍にもなる。
さらにその良い部分にゴンドラとクワッドがあるという機能性も評価項目に入れたい。これを評価すると、高畑はポイントを落としてしまう。
ツェルマットに行った時のイタリア側ロングコースは標高差1800mだが、木が生えていないワイドバーンで、とてもすいていて、夢のようなコースだった。しかしロープウェイ2本を乗り継ぐので、機動面で落ちる。やはりカナダのウィスラーが長さと斜度と機動力で優れているといえるが、日本から遠い。
もし日本で、距離と質を備えたロングコースならば、前述の富良野、そして八方、この妙高がいいだろう。日本で数少ない1000m以上の標高差があり、斜度も間延びした部分が無く、快適だ。ただし途中にいくつかのリフト乗り場やレストハウス前を通過するので、混雑時には人の溜まりができやすくなる。
私が行った日はご覧の通り、ガスっていた。しかし、高速道路のICが近くにできたので、東京から非常に便利になった。平日にもう一度行ってみたいスキー場だ。
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妙高杉の原はプリンス系だ。
ゴンドラ駅キャラはウサギ |
新しいデザインだが造りは古い
レストハウスだ |
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本当はコブだらけの急斜面のはずが |
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月曜日に行ったら、とてもすいていた。空っぽのゴンドラがビシビシ行くので、こんなんで経営が成り立つのかと心配になり、係に聞いてみたら、「昨日はゴンドラ50分待ちでした」と言っていた。全国区で人気のあるスキー場は、平日に行こう。せっかくのロングコースなのに一気に滑るのがもったいなく感じては意味が無い。 |
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妙高見るなら |
池の平 |
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テレカ |
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テレカ |
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池の平から妙高山 |
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野尻湖(中央左寄り)を見おろす |
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池の平は妙高の3つのスキー場(杉の原・池の平・赤倉)の真中に位置し、妙高をアップで見ることができる。
眺めはいい。正面に斑尾山と野尻湖を見ながら、快適に滑ることができる。山の中にこもるように滑るスキー場と違い、とてもオイシイ。天気がよければ、最上部のリフトを降りた所で、富士山を山の間に見ることができる。
下に向かっての景色だけではない。山を仰ぎ見た時、妙高山の火打岳が最もかっこよく見えるのもこの池の平だろう。ごらんの通り実に面白い形をした山で、妙高山とは妙に高いから妙高山と名付けられたんじゃないかと思ったりもする。
ここはもともと池の平牧場がある所なので、広い1枚バーンになっていて、初心者でも滑りやすい。人気の杉の原や赤倉に比べて、すいていながらも内容的に決して劣らないので、混雑しやすい休日はここに避難して、人気の両隣のスキー場は平日に行くのが正解だろう。
私は直江津に出張があった帰り、代休をとって立ち寄った。到着の夜にナイターをやり、翌日は午前は撮影、午後はスクールに入り、その翌日は杉の原へ行った。池の平の時の方が天気が良かったせいか、こちらの方が印象がいい。とにかく広いところが好きだ。
池の平では、ボーゲンでもいいから、足元を見ないで、遠くを見ながらゆっくり滑るようにしよう。その方が安全であるばかりでなく、風景に溶け込むような錯覚を楽しむことができる。牛のようにのんびり滑るのが、牧場スキー場の正しい滑り方である。
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ナイターはいい感じ |
黄色いライトでやる
幻想的なナイター |
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小回りの練習にもお勧めだ |
斑尾山のタングラムが見える |
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妙高山をバックに |
広くていい |
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どこからでも迫力がある |
晴天時は実にいい |
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黒姫山のコブが見える |
左脇にTバーリフトがある |
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パノラマ写真。本当に絵になる |
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帰りに色々土産を買うこともあるだろうが、山菜の漬物だけは買わないようにしている。テレビで、まるで信州産のように見せながら、実はほとんどが台湾産や中国産の野菜であることが報じられていたからだ。多くの人は信州産と勘違いして買っていくらしい。 |
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歴史あるスキー場 |
赤倉温泉 |
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テレカ |
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妙高がきれいだ |
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これが赤倉観光ホテルだ |
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妙高に向かって |
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妙高ICのおかげで、東京からぐっと近くなったスキー場だ。昔は行くだけで1日という世界だったらしい。その中でも赤倉は老舗であり、最も左側に位置する新赤倉は、日本初の国際スキー場だ。その他、チャンピオン、丸山、中央、くまどー、などの5つのスキーエリアで構成されている。
最初はスノーボードOKだったらしいが、ボーダーがリフトから飛び降りた事件を契機に長くボード禁止だった。しかし客の減少には勝てず、ついに解禁となった。スキー界の「カノッサの屈辱」である。
古いスキー場には、欠点もある。それはリフトの架け方が効率的ではないことで、石打や八方、蔵王にもその傾向がある。また、横に広がった形なので、新赤倉に駐車してくまどーに行くと、帰ってくるのにも骨が折れる。丸山のてっぺんあたりにゴンドラを掛けると、だいぶ違うのだが。
私が行ったのは月曜日だったので、快適に飛ばすことができた。平日でもしっかり圧雪してくれるので、天気がよかったこともあり、新赤倉は実に良かった。
温泉街はあまり期待しない方がいい。規模も小さい(野沢や草津が大きすぎるか)。その代わり、時間と体力があれば、くまどーでナイターもいいだろう。非常に広い範囲でナイターが行われている。
宿泊はリフト券とパックになっているものがとても安い。電話やHPで観光協会などに問い合わせてみよう。
とにかく、眺めのいいところだ。晴天時を狙って行こう。私は、天気が悪い時は他のスキー場へ行くはずだったが、好天の見通しがついたので、前日になって飛び込み同然で宿泊の手続きをとった。平日だったので何の問題もなかった。
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温泉街はこの通りくらいしかない |
まんじゅうでも買うか |
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当時はスノボ禁止だった。
「スノーサーフィン」はだめだと |
この角度もかっこいい |
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連絡コースはさっと滑ろう |
景色はいい |
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手ごわそうなバーンが見えるぞ |
歴史ありそうなコースだ |
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スキー場内に名所がある |
これが岡倉天心堂です |
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クマドーの標識は
熊の手形がある |
熊のボード指南だ |
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プランはいろいろ考えたが、新赤倉の駐車場をとって、朝イチのロングコースを滑ったあと、中央〜くまどーを滑りながら、主なコースを制覇する。新赤倉に戻り、時間までロングコースをごりごりやるパターンで正解だった。ロングコースの好きな人は新赤倉をメインに考える方がいい。 |
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ぺたぺたロングコース
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妙高パインバレー |
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テレカ |
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上の方はこんな感じ |
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標高差365mでゴンドラコースがある。上部は結構、ペッタンコだ。なにしろゴンドラ降りて「さあ」と思いきや、いきなり漕がなければいけないのだから、まいった。
コース幅はせまく、とろとろしているうちに下のメインゲレンデに下りるという感じだ。下のゲレンデは広くて、ファミリー向けだ。ただし、初心者ボーダーも多いので気をつけよう。
このメインゲレンデは斜度が安定していて、練習にはとてもいい。結局、多くの人がここに集中していた。
全体的に初心者向けではないだろうか。高速のパラレルで飛ばせるコースは無い。親子連れでゴンドラによるロングランを楽しむためのスキー場ではないかというのが素直な感想だ。
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レストハウスは立派だ |
白馬岩岳やグランデコと同じ
6人乗りゴンドラだ |
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ゴンドラを降りたところに景色の
案内があるが、何も見えない |
一番下のバーンが滑りやすい |
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ここのTIPは無し! |
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佐渡島を見よう |
キューピットバレー |
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テレカ |
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菱ガ岳を背にスタートだ |
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少し晴れ間が見えてきた |
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東京からはアクセスしにくいが、日本海から遠くなく、真北を向いた本格的リゾートスキー場だ。私は妙高方面から入ったが、1日目にアライを滑って、2日目にアクセスした。
3kmもの長さのゴンドラがあり、斜度も中級が中心となる。ゴンドラ上部からは日本海、そして佐渡島まで見えるというが、私が行った時は小雪が降る天気で、米山と日本海までしか見えなかった。
コースは妙高パインバレーに似てなくも無いが、斜度は十分で、クワッドを利用するコースも快適で人気が高い。私は結局、ゴンドラコースはすぐに飽きてしまい、このクワッドをゴリゴリ滑っていた。
今までのスキー歴の中で色々な景色を見てきたが、島を見ながら滑った経験は無いので、ぜひ、もう一度行ってみたいものだ。
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コンテナの休憩室だ |
駐車場からはいい
感じに見えたが |
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上はガスが強い |
リフトの後ろにキューピッド
バレーの文字。広告でも入れたら? |
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すいているのはいい |
たまに遠くの日本海が見える |
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下は安心して滑ることができる |
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上越市高田からアクセスしたが、国道405は山越えになり、とんでもない狭い道もあった。雪が降ってきたうえ、交通量が少なすぎて轍が無く、実に不安だった。
帰りは虫川駅を経由する道をとった。県道も使うが、こちらは平坦で路面に雪も積もっていないので、早く通過できた。キューピットバレーに関しては、ルートの取り方に注意しよう。 |
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公認パウダースキー場 |
アライ |
アライは、日本でも公認の「オフピステを滑っていい」スキー場である。もちろん、自己責任でだ。
日本海に近い、超豪雪地域であり、降雪の翌日なら、パウダーを堪能できる。立ち入り禁止区域は、沢に落ちる場所、雪崩の危険のある場所などであり、立ち入り禁止のロープはほとんど見ることはない。
このすばらしいパウダースキー場(このメリットは、むしろボーダーの方が大きいと思うが)は中郷ICのおかげで東京から近くなったこともありがたい限りだ。
ドライブ日誌を公開するなら、関越の新座料金所を4時41分に通過し、6時15分に湯の丸SAで10分休憩し、7時22分に中郷IC通過、7時38分にはアライの駐車場に到着した。
さて、肝心のコースだが、写真の通り、これといった障害も無く、思いのままに滑ることができる。上の写真は大毛無メインステージだが、広々としている。中の写真のメインコースは妙高ロングランで、圧雪されている。ヨーロッパを思わせる、開放感あふれるゲレンデだ。
しかし、危険に対しては自己責任であることを忘れてはならない。スキーヤーもボーダーも、自然を相手にするスポーツは、自分の責任で楽しむものであるという自覚を持たなければならない。海外スキー場にある、スキーヤーを脅すような注意書きが日本にも必要になるだろう。
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ゴンドラはずっと上へ続く |
ゴンドラステーションの中 |
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立って乗るタイプだ |
コースには距離や平均斜度が
書いてある |
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遠くの低い場所は晴れているようだ |
右上の方から滑ってきた |
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圧雪コースは狭い |
コラ、そんな座り方するな |
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尾根のコースは開放感満点だ |
コース表示はよくできている |
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「なだれ注意」だと |
下の方は木も多い |
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吹雪の時には木が生えていな
い場所ではこれがたよりだ |
コースも分かりやすい |
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中郷ICの降り口に注意だ!高速道路のメイン道路から料金ゲートへ降りる分岐の途中が、ほぼ直角に曲がっている。ここで曲がりそこねたパジェロが思いっきり道路わきの柱に正面衝突して、ベコベコになっていた。東京から早起きして、はるばる時間とお金をかけ、いよいよアライに来たと気が弾んでいた矢先のことだったのだろう。高速ボケしていたに違いない。とにかく、事故には気を付けたいものだ。私は今まで事故に遭ったことはないが、他人の事故は何十件も目撃している。自分も事故を起こすかもしれないという自覚があったほうがいいだろう。 |
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