なんてところを滑るんだ!? |
 |
【トンネルコース】 |
|
|
 |
|
道路の下をくぐるコースは日本では少ないが、あることはある。問題は双方向になっている場合、ボーダーは勢いをつけて滑ろうとするので、正面衝突の危険性があることだ。
(菅平) |
 |
|
左の写真は上のコースを反対側から見たもの。でもこの表示では外国人には分からないから、工夫した方がいいなあ。
(菅平) |
 |
|
トンネルが2つあるなら、右か左かをはっきりさせよう。スキー、スノボは車両じゃないから、左側通行だっけ? 誰か知りませんか?
(トマム) |
 |
|
トンネルをくぐるのは海外ではよく見かけることだが、一方通行ばかりで、上の写真のような双方向は見たことが無い。
(オーストリア:ステューベン) |
 |
|
電車の下もくぐるぞ。
(スイス:グリンデルワルト) |
 |
|
なんと、内部には照明があった。カーブしているので、暗くなるからだろう。この上の斜面は有名なカンダハーコースだ
(ドイツ:ガルミッシュ・パルテンキルヘン) |
 |
|
強引に道路2本を横断。手前の道路下には鉄道が通っているのだ。細長い橋の上には雪が30cmくらい乗っていて、こぼれないようにアクリルの壁でおさえられていた。本当、強引にやっちゃうね!
(オーストリア:サンアントン) |
 |
|
こちらは自然な感じのトンネルだ。内部にはやはり強引に雪を敷き詰めている。
(スイス:ツェルマット) |
 |
|
アルペンスキー・ワールドカップのウェンゲン大会での難所、「針の穴」と呼ばれるコース。なんでもなさそうに見えるが、高速で突っ込むと、本当に針の穴のようい思える。
ビデオを見てもそんな感じが。
ぜひ、ご覧ください! 
(スイス:ウェンゲン) |
 |
【またぐコース】 |
|
|
 |
|
私が最初に橋などを使って道路をまたぐコースを見たのは、草津だった。橋の上に雪を集めて、道路の上をまたいで行けるコースだったのだが、その後志賀高原一ノ瀬ダイヤモンドでも見て、やがてあちこちで・・・
(草津) |
 |
|
日本では道路をまたぐコースは欧米に比べると少ないが、いちおうあるところにはあるものだ。その中で比較的幅が広いのが、茶臼山スキー場だ。
(茶臼山) |
 |
|
こちらは鉄道の駅をまたぐコースだ
(スイス:ミューレン) |
 |
|
川をまたぐコースだ!
(スイス:グリンデルワルト) |
 |
|
線路をまたぐコースだ!
(スイス:グリンデルワルト) |
 |
【くぐるコース】 |
|
|
 |
|
なんと、ケーブルカーの下をくぐるコースだ!
(オーストリア:バドガスタイン) |
 |
【回り込むコース】 |
|
|
 |
|
ぐるっと立体的に回り込むコースだ
(オーストリア:シュラドミング) |
 |
|
こちらは右上から滑りこんで、青いボーダーの位置でぐるっと回りこむと赤ボーダーのところにトンネルがあって、そこをくぐる。つまり、270度回転する3Dコースだ。
|
 |
|
トンネルの部分。崩れ落ちなければいいのだが。
(ニュージーランド:マウントハット) |
 |
【鉄塔をくぐる】 |
|
|
 |
|
ロープウェイの鉄塔が尾根沿いにあり、コースも尾根沿い。両者譲らず、コースが鉄塔の股くぐりとなった。
(新穂高ロープウェイ) |
【鉄塔をよける】 |
|
|
 |
|
こちらはコースが譲って、鉄塔をぐるりと迂回することになった。
(ルスツ) |
 |
【交差する】 |
|
|
 |
|
もう、またぐだの、くぐるだの、よけるだの、面倒なことは言わない。一緒に共有しちゃえばいいのだ!!
そういうわけで、ここは双方に「スキーヤーに注意」「車に注意」の標識があり、普通に自動車道がコースを横切っているのだ。
(イタリア:トファーナ) |
 |
【岩の間を抜ける】 |
|
|
 |
|
岩の間を抜けると、いかにも自然の中を滑る、ワイルドな感じがするものだ。日本だったら立ち入り禁止か。そもそも、こんな奇岩のあるスキー場、日本にはないだろうが。
(ニュージーランド:リマーカブル) |
 |
|
岩の間の急斜面コース、かつては五輪で使われたことがあり、日本の猪谷千春が日本人唯一のアルペン種目の五輪メダリストになったコースでもある。日本だったらボコボコのコブコースのはずが、ワイヤーを使った圧雪車で強引に圧雪してコースにしている。そりなしで滑ることができるコースだ。
(イタリア:トファーナ) |
 |
【イカそうめんを滑る】 |
|
|
 |
|
「苗場スキー場、11月○日オープン!」写真には白銀の山をバックに、パフパフのパウダーに笑顔の女の子が。もう、行くしかない! そうして行ってみたら・・・。
ゴルフ場かと思うような青々とした斜面には、白く細長い、巨大なイカそうめんがあるなと思ってよく見たら、なんとスキーのコースだった。あとはもう何も言わない。写真を見ていただきたい。。
朝イチの一本だけすいていたが、あっという間に大混雑だ。
11月オープン、12月オープンの場合は、パンフレットの白銀の世界をイメージして行くと、笑うしかない。
(苗場) |
 |
|
 |
|
 |
 |
【パチンコ玉になる】 |
|
|
 |
|
低木だけ伐採し、樹木は間隔を置いたまま残して、衝突時の緩衝材を巻く。手の込んだ林間コースだが、なんだかパチンコ玉になって台を落ちて行くかのようだ。
(グランデコ) |
 |
|
なんとこちらは、リフト下の木をこんな半端な切り方をして、パチンコ状態になったものだ。木の間には、滑った跡がパチンコ玉のように・・・
(オーストリア:パッチャーコーフェル) |
 |
【林間非圧雪コース】 |
|
|
 |
|
日本ではたいてい、林の中はコース外ということで滑走禁止だが、非圧雪のパウダーの宝庫でもある。
欧米では、林の中を滑ると、パトロールは喜ぶらしい。雪崩が起きないからであり、たとえ樹木に激突して死亡しても、自己責任だからだ。
日本で数少ない、樹木の中を滑ることができるのがテイネの北壁コースだ。欧米より短めだが、十分に堪能できる。
(テイネハイランド) |
 |
【ウェーブコース】 |
|
|
 |
|
人工的に凸凹を作って、波乗りを楽しめるのがウェーブコースだ。このコースのずっと奥に、子供が転倒しているのが見えるだろうか。あそこでコースの半分くらいだ。とにかく長く楽しめる。
(カナダ:サンシャインビレッジ) |
 |
|
日本のスキー場でウェーブを本格的にやっているのは、キロロだろう。そこそこの距離で幅も広く、そこを難易度別に初心者用と上級者用の2つのコースに分割している。
写真は上級で、このコースの左側もウェーブになっている。なかなか楽しくていいぞ。
(キロロ) |
 |
【高いところを滑る】 |
|
|
 |
|
あなたは日本で最も標高の高いスキー場をご存知だろうか。「志賀高原」と答えた人は、よくできる秀才タイプの人だが、それは国土交通省の「固定リフトを常設した」スキー場ということになる。
常設でない、って何なんだというと、それはロープトウなど、営業期間が終わったら、すぐに外してしまう搬器をいう。
志賀高原横手山は2305mだが、立山山岳のスキー場はクラック付のロープトウがあり、2410m(みくりが池の標高)付近で営業している。春スキー限定だ。
(立山山岳)
|
 |
|
しかし、本格的なのは中央アルプス千畳敷。標高は2612mにもなる。ここはカール地形と宝剣岳の美しい景色が楽しめるので、ロープウェイを使って登り、上部のカールと呼ばれる氷河地形を滑ることになる。ただし、観光客も多いから、大勢のギャラリーの前ですっ転んだりしないように。
(中央アルプス千畳敷)
|
 |
|
 |
|
 |
 |
|
私が日本国内で滑ったスキー場として最も高いのは、乗鞍雪渓。ここはリフトなどの搬器が無いから、国土交通省のいうスキー場には該当しないのだが、このサイトはそういう決まりよりも、みんながあそこはスキー場だと思っているものをスキー場とみなすので、ここが日本で最も高いスキー場ということに認定する。標高は2700mにあり、7月ごろまで滑ることができる夏スキー場だ。レーサーなどが集まる、虎の穴みたいなところだ。
(乗鞍雪渓) |
 |
|
|
 |
【落ち葉の上を滑る】 |
|
|
 |
|
ジャーン! なんとここは落ち葉の上を滑る、落ち葉スキー場であった。小学校の裏山にあり、毎年12月上旬あたりに、PTAが落ち葉を敷き詰め、板の裏に給食の残り油を塗って子供たちが滑るのだ。実際に滑ったが、実に爽快であった。

(愛知県岡崎市恵田小学校裏) |
 |
|
 |
 |
【砂の上を滑る】 |
|
|
 |
|
ジャ、ジャーン! こっちは砂の上を滑るサンドスキーであった。サンドスキー場といいつつ、ほとんどがそり遊びなので、スキーで滑ると注目のまとだ。あなたもぜひ!

(下田市田牛サンドスキー場) |
 |
|
 |
 |
【タイムを計る】 |
|
|
 |
|
ここはワールドカップでも利用されるコースだ。急斜面をほとんど直滑降で滑って、下の方の計測器で最高時速を計る。滑り下りた下には、時速が表示されるのだが、私が滑った日は故障していたようだ。

(スイス:ウェンゲン) |
 |
|
こちらは、小屋からスタートだが、実際にはゴール地点での最高時速を計測する。
下の写真は表示された速度だが、斜面の上にスタート小屋が見える。
(オーストリア:ステューバイ) |
 |
|
|
 |
【歩道があるぞ】 |
|
|
 |
|
びっくりした!世界でもここだけだろうか。
コースの脇が仕切られているなと思ったら、なんと歩行者専用の道路で、スキーで滑っちゃだめだと。歩道があるスキーコース、初めて見た。
(オーストリア:レッヒ) |
 |
【チューブコース】 |
|
|
 |
|
こちらもなんだか仕切られていて、変な直線のシュプールがあると思ったら、なんとスノーチューブのコースだ。
無料で気軽にできるから、ためにし1回やってみたいという人にはいいだろう。私もぜひやってみたかったが、チューブが足りなくて残念。
(山形蔵王) |
 |
|
|
 |
|
 |