福島のスキー場
 
 
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雪だるま 箕輪               シーズンが早いボーダー天国

テレカ
テレカ
 
さて、どこから行こうか
全景。奥は箕輪山だ
 
みんな、こけるなよ
これがそのバーだ!
 

 スノーマシンが多く、11月にはオープンするスキー場で、シーズン始めには、多くのスキーヤーやボーダーが訪れる。比較的、ボーダーが多い方だろう。ホテルプルミエールの前のゲレンデ、E・Tコースの上部にはハーフパイプもあり、スノボのコンテストもやっていた。
 スキー場の左端には、ファルコンスーパーライナークワッドという、たいそうな名前のクワッドがあるのだが、とんでもない並び方をするリフトであった。カナダなどのリフトを経験していたので、考えさせられるものがあった。この件についての考察は、「スーパーエッセイ」の「リフトに思う」をご一読下さい。
 また、ここには珍しいJバーが上部にあるのだが、これがやっかいであった。初心者ボーダーが乗るのが下手で、ちょっと滑っては転ぶため、Jバーは止まりまくりだ。しかも運転再開の時の衝撃で、上の方で立ち止まっていたボーダーが転ぶなど、収拾がつかない状況になり、スキーヤーから罵声が飛んだりしていた。みんな下のクワッドのせいでイライラしているのだろうが、シーズン始めには初心者も多いので、一考の余地があるだろう。


  

 
看板コースの
メープルストリート

メープルの上部から。
コースはいいが、クワッド大混雑だ
Jバー、こわい!
だったら乗るな
う〜ん、ちょっと
重心が後ろだなあ
Jバー脇のサニーコース
 
下のコースはボーダー天国。
正面の箕輪山(1718m)がきれいだ
スノボのワンメイク大会を
やっておった
このボーダーはうまい方だ
ホテルプルミエール箕輪
  
 シーズン始めは避けよう。並びに行ったようなものだ。とにかく、疲れた。
  

雪だるま あだたら高原     ゴンドラがもったいない!

  
テレカ
ベースより山頂を望む
 
細いゴンドラコースだ
 
ボーダーに座り込まれると
さらに狭くなる
 二本松ICから山を登った所のスキー場。ゴンドラがあるので、本格的なスキー場ともいえる。しかし、ゴンドラがもったいない!
 どういうことかというと、ゴンドラを降りてしばらくは、細い下山道のような急斜面の山道なのだ。スキーヤーやボーダーが細い道を通ると、毎朝圧雪していようが、すぐにゴテゴテのコースになり、ただ、足元に気をつけながら下山行為をするだけになってしまう。それが結構、続くのだ。そして、まあ、滑れるなと思える場所に来たときには、もう半分くらい標高差を使ってしまっているのだ。もったいない!結局は、気に入ったバーンをペアリフトやシングルリフトでコリコリ滑ることになる。お勧めは一番下のハリケーンスラロームだが、私が行った時は、バッヂテストをしていた。やはり、いいコースなのだろう。後半のほとんどはこのペアリフト2基のあるコースを何度も滑った。
 下の方にはサイクロンスラロームという名のコースもあるのだが、圧雪されていないと滑れないほど荒れていた。混雑時などには、客を分散させる意味でも気合を入れてコース整備をしてほしいものだ。
    
  帰りがけ、スキー場の近くの小さな町を通ったら、商店の看板に「日本円も使えます」と書いてあった。あれ?「ドルも使えます」の間違いじゃないの?よく見たら、この近辺は「ニコニコ共和国」という名の独立国であって、ふざけて看板を出していたらしい。びっくりした。こんなことで動揺してはいけない。


雪だるま グランデコ             真中ぺったんこリゾート
  
テレカ
 
テレカ
 
ホテルグランデコ
 
ベースから見上げる
 
中間の緩斜面。
西大嶺がきれいだ
 
これが林間コース


 グランデコは、面白いスキー場だ。上部は急斜面、中ほどはぺったんこで、下部は中〜急斜面である。このような構造のスキー場は、他には、草津などが挙げられる。長距離を一気に滑る滑走感は無いが、初心者にとっては雪質の良い初級者コースを滑ることができるのでいいだろう。

 上部の林間コースが面白い。普通の林間コースは森林の中にコースを引いたものだが、ここは、木の間を滑るようになっている。つまり、ちょうどパチンコ玉が釘の間を縫うように、滑ることができるのだ。そのため、木には1本づつ、黄色い保護マットが巻かれている。
 真中のぺったんこコースは実にかったるいが、その代わり初心者やボーダーは、標高の高さによる比較的優れた雪質で練習できるというメリットがある。通常は初心者コースは山の下部にあるものであり、いつも雪質の悪いゲレンデで泣かされていた初心者にはうれしいだろう。
 磐梯山を見ながら滑るのも悪くない。下の方は、中級と上級に分かれて、コブ斜面を滑ることもできる。

 このグランデコを滑る時は、ホテルグランデコに宿泊することをぜひ、お勧めしたい。理由は、
(1)ホテルはリゾートとして優れており、快適だった。
(2)宿泊者のリフト券は優先乗車できるので、ゴンドラに並ばなくても乗れる。(もともと混雑するスキー場ではないが)
(3)SIAのスクールが中にある。スキーセンターのSAJでは、混雑しやすい。サービスが悪い。
 バッヂテストを目指していたので、SAJで上級コースを申し込んだら、「上級組は申込者があなた1人しかいないので、やりません。どうしてもなら、プライベートレッスンとして申し込んでください」と断られた。そんなのありか?(たいてい、レギュラー料金のまま、マンツーマンでやってくれるものだが)そこでSIAに申し込んだら、マンツーマンでOKになった。しかも内容は濃いもので、手抜きなど全くなかった。そういうわけで、グランデコのスクールでは、申し込み客が1人でも大切にしてくれる、グランデコ内のSIAをお勧めしたい。



 
DECOの文字は融けていた
 
中間の緩斜面を上から
 
上のレポートの2番目の写真で、
左の斜面からベースを見下ろした
上部から中間の緩斜面を見下ろす
 
レストハウス前にもDECOのノボリが
 
立ち入り禁止もDECOマークだ
 
中間のバジルコースは
まずまず
緩斜面から西大嶺を見上げる
 
スキーセンターも
ニギニギしく
リゾートホテルは部屋が広くていい
  
 ホテルグランデコは、朝食では、和食と洋食を選べるが、場所は別々の部屋になるので、直接見て選べない。もし1泊しかしないなら、和食の方がお勧めだ。
 

 


雪だるま 猫魔 (裏磐梯猫魔)      雪質抜群の混雑スキー場

テレカ
テレカ
 
景色がいい  
桧原湖をみながら
 


 裏磐梯の猫魔ガ岳の北斜面にあるスキー場で、ちょうど南向きのアルツ磐梯と背中合わせになっている。コンパクトなスキー場で、3つの尾根の頂点が北に向かって開いたボウル状になっており、各頂点にリフトがかかっている。そのため、ロングコースは無いが、何と言っても、雪質がいい。他で降った雪が飛ばされてきて、ここで積もるというのも多いらしい。スクールのイントラをしていた知人によれば、ラ・フォーレのコースは風あたりが強くて雪が飛ばされやすく、雪付きが悪いらしい。そのため、時々林間からブルドーザーで雪を掻きだし、圧雪するため、晴天でもコースを閉鎖したりするそうだ。
  
 ダルジャンコースの上部からは、桧原湖が見える。冬は凍結していて、スノーモービルで飛ばすヤツもいるらしいが、氷の割れ目に落ちて死ぬのもいるらしい。
 コース全体の難易度は難しい方に分類されるだろう。コブ斜面も多い。初心者のコースは限られるが、1回は最上部に上がって、景色を楽しみたいものだ。
 シーズンは長く、ゴールデンウィークまで営業している。大雪の年のGWに行ったら、ほとんど全面滑走可能だったので驚いた。


 

 
独特のコースレイアウトだ
コース案内。リフト1本に
2つのコースが特徴
ラ・フォーレコースと磐梯山
 
きれいな曲線美だ
 
あちこちの山がハの字に削られている
 
 ツアーを企画した担当者の趣味で、宿泊は桧原湖の北にある山城屋という民宿をとった。かつて小椋桂が篭っていたという場所だ。この辺の家のほとんどは小椋姓で、彼の芸名もそこから採ったという。
 食事は、正月でもないのに餅が出たりする。この辺の保存食として普通らしい。にぎやかなスキー場から離れた場所に宿をとるのもいいだろう。
 


  


雪だるま 沼尻               歴史のある、ちんまりしたスキー場

テレカ
 
沼尻下部
下のコースは広々としている
 


 テレカの地図を見てのとおり、尾根に沿って、縦長に開発されたスキー場である。レストハウス(写真の中央、一番下)からは、天元台のように、縦に3本のリフトがつながっているのだが、すべてのろいリフトばかりだ。
 最も高い場所には細くて急な斜面しかなく、すぐにコブ気味になる。下はご覧の通り、6つのコースが広がり、結構、修学旅行やスキー合宿が多い。テレカの右下の部分には初心者バーンがあり、レストハウスには、「自衛隊関係者も一般の方もご利用下さい」と書いてあった。雪上訓練でもやってるのかな?

 

 
わずかな晴れ間に
  
ほとんど吹雪いていた
  
付近のスキー場に比べて、リフト等の施設は遅れているが、その分、すいている。
大混雑に懲りた時は、選択肢にいれておこう。
 

  

雪だるま アルツ磐梯         南向きのビッグゲレンデ

 
テレカ
 
磐梯山
磐梯山
 アルツ(ALTS)とは、ラテン語で空気(Aerl)、光(Lux)、大地(Terra)、太陽(Sol)の頭文字を取ったことに由来する、なかなか凝った名前のスキー場だ。病名のアルツハイマーとは全く関係ないので、注意が必要だ。会社で「オレはアルツに行く」なんて言うと、入院するのかと間違われるだろう。
 この由来はこのページ立ち上げのために直接確認したのだから間違いない。ただし、病気と関係ありませんよねなんて念を押すと電話に出たねえちゃんがムッとするのでそれだけはやめよう。
 私がスキーを始めた1990年ごろにできた、比較的新しいスキー場だ。

裏磐梯の猫魔ガ岳の南斜面にあり、ちょうど北向きの猫魔と背中合わせになっている(秘密の連絡路があるらしいが)。

 ゴンドラだけでなく、クワッドも3本あり、新しいスキー場らしく、機能的に配置されている。上部の猫魔ボールはコブ斜面も多いが、中央のクワッドのコースがいい感じの中斜面になっている。

 ゴンドラのコースは他のコースと分離された独立の尾根だが、ここも斜度は快適だ。しかし、新しいだけにボーダーにも人気で、リフトに乗るのが下手なボーダーが、このゴンドラコースに多いようだ。あちこちでゴロゴロしていたので、飛ばせなかった。朝のうちにゴンドラや中斜面のコースを滑り、混雑してきたら、猫魔ボールに上がるといいだろう。

 なにぶん南向きの斜面なので、晴天が続いた場合は、トップシーズンであっても、すぐにカリンコリンのバーンになる。厩尾根のコースは特にそうだ。同じ山にありながら、猫魔はGWまで、アルツは3月いっぱいがシーズンとなる。せっかくの施設、設備がもったいない!
 

 
ベースからゴンドラの発進だ
 
けっこう、混雑していた
  
遠くに猪苗代湖を見ながら
 
猪苗代湖がきれいだ
  
緩斜面からは海のように見える
  
コブ斜面は狭くて混雑していた
  
 会社の仲間との合宿だったので、先発隊は猪苗代町の松井荘に前泊した。アルツへの送迎があるので選んだのだ。ところが、「選挙なので、車を使うから、送迎できない」と言われた。パンフレットでは送迎すると書いてあるのに、なぜできないと食い下がったが、「だって、選挙だ」と、選挙と言えば納得するのが当然で、それ以上の説明はいらんだろという口調であった。結局、後発組に立ち寄ってもらうことになった。
 と、いうわけで、もしも送迎を考慮して宿を選ぶなら、その日に確実に送迎されるか、直前に確認した方がいいだろう。地方によっては、客よりも優先される、神聖なものがあるのだ。
 
  


雪だるま 猪苗代             伝統ある名門コース

テレカ
 
猫魔に行く途中、写した。
なかなかかっこいい
ワックスサービス
リフトを降りた所で、板にワックスを
塗るサービスをしていた。
こちらは、地元の名水をやかんに
いれて、飲んで下さいという
  


 猪苗代は、磐梯山の中腹、赤埴山の南斜面に広がるスキー場で、国体が2回開催されている名門スキー場である。斜度もよく、バーンも広くて、トレーニングにもいいだろう。
 しかし、猪苗代湖畔のモロ南向き斜面なので、シーズンは3月いっぱいで終わる。そこで私は1月に行ったのだが、雪が降っていて、滑るには問題無いが,猪苗代湖が見えなかったのは残念だ。

 このスキー場に車で行くときは、ICからずっと磐梯山をバックにコースがカッコよく見えて、わくわくするものがある。左の写真はGWに猫魔へ行く途中で撮影したものだ。
 しかし、このスキー場からは磐梯山は山側になり、山頂部分しか見ることはできない。その代わりに、猪苗代湖を見ながら滑ることができるのだ。湖を見ながら滑るスキー場としては、白馬の京急青木湖、秋田田沢湖、アメリカのヘブンリーなどがあるが、気持ちがいいものだ。また天気のいい時に訪れてみたいスキー場だ。

 天気が悪い時は、早めに切り上げて観光に行くのがいい。猪苗代湖畔にある野口英世記念館はお勧めだ。
野口英世の生家に
屋根をつけました!
隣の記念館には多くの資料がある
 
これが有名な母が英世に
宛てた手紙だ


英世が「偉くなるまで帰らねえ」と柱に刻んで上京したという。その決意の彫りこみは今では観光資源だ!(柱の矢印のところ)
 


 



雪だるま 猪苗代リゾート       猪苗代湖が見えないとつまんない

テレカ
 
本当は黄色いゴンドラがきれい
 
これでも見える時に撮影した
 
下はぺったんこだ


 猪苗代リゾートは、猪苗代湖を見ながら滑るためのスキー場である。単に滑ることだけなら、隣の猪苗代の方がいい。
 スカイシャトルというゴンドラをメインに、それに並行するように3本のペアリフトがかかっている。最上部からは横に広がるようにコースバリエーションがあるが、最終的に戻る場所はスキーセンター前に集約される。
 雪が降った日に行ったため、猪苗代湖が見えない。斜度のあるパノラマコースはスキーヤーとボーダーで混雑しているので、横に広がったコースへ行ってみたが、斜度が足りない。しかも降雪中なので、スピードが出ず、パラレルが難しい。一番外側を大回りするコース(つまり、一番斜度が甘い)では、ほとんどターンができない。天気が悪いと、一体、自分は何をしに来たのか考えさせられる。
 とはいえ、山の中のスキー場と違い、広い湖を見ながら滑るスキー場は、実に開放感があるはずだ。スキー場のパンフレットやガイドブックにある、晴天時のパノラマ写真を見ると、リベンジとして、もう一度行ってみたくなるスキー場だ。

 くどいけど、悪天候の時は行かないほうがいい。
景色が見えないなら、練習にもならないスキー場だ。
 

 


雪だるま リステルスキーファンタジア   
                      急斜面と緩斜面だけのスキー場

テレカ
ホテルリステルを見ながら滑る
 
緩斜面以外は急斜面だ

 ゲレンデの前にギザギザのホテルが立ちはだかり、苗場プリンスのように、「ここは俺のスキー場だ」と主張しているようなレイアウトのスキー場である。

 緩斜面(テレカの中央建物がホテルで、左上の芝生部分が緩斜面コースになる)にはペアリフトが2つ並行しており、その上では、左側の尾根の上に登るペアリフトが1つ、合計3本しかないのだが、それで全コースを滑ることができる、コンパクトで機能的な構成になっている。

 ただし、緩斜面は仕方ないとして、尾根の上から滑り降りるコースはほとんどコブ斜面だ。たとえ中斜面の傾斜でも、コース幅が狭いため、すぐにコブになってしまう。中級のロングターンができるコースは無いと思ったがいいだろう。

 ところで、このリゾートホテル系のコンパクトなスキー場、ある意味ではその名は国際的なのだ。モーグル大会が盛んで、なんとワールドカップまで開催されるのだ。このページをリメイクした2002年、ソルトレイクシティ大会の冬にも開催されいている。確かに、モーグル大会にうってつけの斜度を長さの斜面はいくつかある。

 緩斜面のところでは大勢の中学生がスキー合宿をやっていたが、ほとんど初心者らしく、教師1人で20人近くを教えていたので、ぶったまげた(私が見た最多数記録である)。初心者には、形よりも感覚でしょう。ほとんど全員が、同じレンタルウェアをしていた。いいお客さんだ。だが、この広い1枚バーンの緩斜面と、迷子になりようもないレイアウトは、学校の先生には好都合だろう。リフト料金も安いし、近くの競合スキー場との差別化がうまくなされていると思う。ただし、このスキー場を評価するためには、ホテル宿泊も併せて行うのがよさそうだ。

 

  
右は緩斜面、左が急斜面
 
急斜面の一つを上から
  
これもモーグル大会に
適した斜面だ
大緩斜面。遠くにホテルが見える
    
 
ファミリーゲレンデは写真の通りゆるい斜面で、施設に囲まれている。小さな子供に「自由に滑っていていいよ」と安心して言えそうな環境だ。公園の中で遊ばせるような安心感があるだろう。直滑降してもスピードがあまり出ないので、暴走している者がいないのだ。


 
宮城 福島(南部)