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カムイみさか

   箱庭ゲレンデ
 雪だるま 2012年レポート(5) 中央道-1
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 スキーを始めたころは、全国スキー場一覧のリストにある、自分が行ったことがあるスキー場の名前を塗りつぶしたりしたことがあるが、最近ではガイド本を買うと、行ったことが無いスキー場にマークを入れるようになってしまった。その中で、東京から比較的近く、行ったことが無いスキー場が並んでいる場所がいくつかあった。それは中央道沿いのカムイ御坂と富士見高原だ。ここは東京から近くて便利だが、小さくて、行く気がしなかったというだけのところだ。しかし、会社で小さな子供がいる仲間とスキーの話をすると、そういう「小さくていいから、近くて安くて便利」といったところに行くものだから、話がかみ合わなくなったりすることがある。ロコスキー場を全制覇しようとすると一生かかってしまうが、せめて東京の人間が行くところは押さえておかなければ、200 SNOW REPORTSの管理人は務まらないだろう。
 そういうことで、今回はかあちゃん孝行もあって、諏訪に旅行に行くことにして、その往復にこの中央道の2つのスキー場に立ち寄ってみることにした。

カムイみさかスキー場
 
055-264-2614

カムイみさかスキー場
(Webを加工) 
カムイみさか
カムイみさか
圧雪車がグルーミング中だった
カムイみさか  
 朝のスタート時は係員が立礼をする。  
カムイみさか  
 浅いコブで、左右は圧雪されている  
カムイみさか
これが屋内ハーフパイプ
カムイみさか  
 中は荒れ放題  
 3月19日、世田谷の家を6時10分に出る。スキー行としては遅すぎる出発だが、この時期は普通のスキーには遅く、花見には早い中途半端な時期で、混雑することもなく中央高速で一宮御坂を降りた。あとは一本道だ。ちなみに私は最初にカムイと聞くと、旭川にあるカムイスキーリンクスを思い出す。スキーを始めて間もないころに会社の共済ツアーで行ったからだ。そこと何か提携でもしているのかなと思いきや、これはカムイスポーツというスポーツ店が経営していて、場所が御坂(みさか)だからということらしい。
 到着は7時45分。都心から80分をうたい文句にするだけのことはあるが、これ、実は失敗であった。春分の日のはざまの平日で、リフトが動くのは9時から、休日でも8時半からなのだ。し、しまった、待たなきゃ。施設などをウダウダ見学したが、これといったものがあるわけではない。客の集まりも遅く、まあ今日は典型的な春スキーだ。のんびりいこう。
 9時にやっとリフトが動き出した。まずはレインボーコースだ。リフトで気づいたのだが、朝イチのリフトでは、降りる場所の係員がしばらく立礼をしている。これだけしっかりお辞儀をするのは、岩手高原、田代と韓国のドラゴンバレーくらいだろうか。まあ、努力している姿勢がうかがえていいことだ。私も最初に就職したのは小売業だったので、開店と閉店時の立礼はしていたからね。
 さて、コースはどうかというと、あっけなく終わってしまう。ガンガン滑ってやろうという野心がある人には思いっきり場違いなスキー場だ。周囲はもっと高い山に囲まれているだけなので、これといって景色の良さがあるわけではない。
 しかし、センターコースよりを滑ると、南アルプスを遠望できる。やはり、白い雪をいただく山は、遠くからみても美しいものだ。あれがないと、人工降雪機の張るスキーといった景色になってしまう。
 ここで気に入ったのは、それほど深くない幅10m程度のコブ斜面があって、その両脇が圧雪されているというコースがあることだ。これだと、滑っていて怖くなったり不安になったりしたらすぐに脇に逃げることができるので、コブ初心者でも安心して練習することができる。こういう作りにすると子供のうまいのを滑らせるのにもいいだろう。大人が滑ってできたコブだと練習だけでも大変だ。
 次に最上部へ。こちらのナイアガラコースはなぜかさみしい感じだが、人が少ないだけのようだ。そのままファミリーコースへ。すると、巨大なプレハブの建物の脇を滑ることになる。おおっ、これがあの屋内パイプか! ここカムイみさかではプレハブのような建物を使って屋内ハーフパイプを営業しているのだ。ただし、これはサマーシーズン用であって、外のゲレンデが営業しているときは営業していないというのだから面白い。板を外して中に入ったが、出入り口には雪が積みっぱなしで、中に入れないが、見たところ内部は荒れ放題。廃墟となったホテル施設みたいだが、これが4月下旬から稼働できるらしい。
 その後センターハウスに戻り、階段を上ったところにあるキッズタウンを見学。いまどきのスロープコンベアと遊戯施設がちょぼちょぼだが、迷子にはならないだろうし、子供を遊ばせるにはいいだろう。
 このスキー場のウリは、何といっても都心から近いという利便性にある。ガルルや松代ファミリーよりもはるかにコンパクトで、ファミリー限定だが、子供を遠いスキー場に連れて行って、結局滑るのは猫の額程度で、長い運転に耐えなければならないのは苦行そのものだ。小さな子供がいるスキーヤーは、こういうスキー場があることを知っておいたがいいだろう。
 さて、私はすぐに飽きたので、ゲレ食で待っていたかあちゃんを連れて、スキー場の道をそのまま南下して河口湖へ。ここで「ほうとう」の昼食を食べて、諏訪に向かい、寺社めぐりをして宿泊のホテルに入った。諏訪湖畔のホテルは夕日もきれいだ。さて、明日は観光しながらスキーを1か所だ。
  
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カムイみさか カムイみさか
やってきました 奥にはテーブルが並ぶ
カムイみさか カムイみさか
朝の立礼タイムだ  最上部のリフト
カムイみさか カムイみさか
 最上部のコースは幅が狭いが、長さはある 遠くに南アルプスが見える 
カムイみさか カムイみさか
 山の中のスキー場だ  斜面の倉庫のようだ
カムイみさか カムイみさか
屋内ハーフパイプだ 入口は雪でうまっていた
カムイみさか カムイみさか
センターハウスだ  キッズタウンはこの階段の上だ。
完全に分かれている
カムイみさか カムイみさか
 キッズタウンのスロープコンベアだ コースはやさしい 
カムイみさか カムイみさか
  下には遊具も   面白いキャンペーンだ
ほうとう 富士山
  ほうとう(1,050円)をいただきました  河口湖と富士山 
御柱 御柱
  諏訪の御柱祭の柱だ
(諏訪大社・上社前宮)
  御柱を運ぶときの資料もある
(諏訪大社・上社本宮)
雷電 諏訪大社
なぜか雷電の手形があった。
私の手は・・・
諏訪大社上社本宮だ
諏訪湖 諏訪湖
 諏訪湖だ 諏訪湖の夕日だ 
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【ギャラリー】  
カムイみさか
 南アルプスもいいぞ
 

 
スキー
 スキーのついでの観光について色々紹介したことがあったが、ここは観光のついでに行くスキー場だ。早起きして家を出る動機づけにもなる利点があるが、1~2時間で飽きてしまうので、昼食以降、午後の行動も計画しておこう。このスキー場で滑ることだけが目的なら、スキーをしないかあちゃんは連れて行かないほうがいいくらいだ。
スキー
 カムイみさか
 不動(ほうとう)
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