なぜこんなところに | |||||||||
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ここだけのために無理して行くのは考え物だが、三重県唯一のスキー場、御在所には不思議なものがある。客寄せに氷爆のオブジェを大々的に作っていて、また、ささやかだが樹氷もできるという。ホームページを見て興味がわいてきたし、前日に電話したら、できているというので、行くことにした。近江草津にホテルをとっていたので、7時15分に出発、御在所ロープウェイの駅に2時間ほどで到着した。 ただし天気はガスっぽくて、伊勢湾を見ることができないというのと、リフトが1基しか動いていないというのが本当に残念だが、また来る機会も難しいところなので、とにかく来るだけは来たのだが。なんだか人も少ないし、小雪は舞うし、山の上はモロにガスだ・・・。 |
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御在所スキー場 (公式サイトを加工) ![]() 御在所スキー場(公式サイト) |
乗ってみると、確かに非常に高い所を移動するので、晴れていたら景色もいいだろう。驚いたことは、降車したら、係員が2人がかりで手押しで車両を降りる側のテーブルに押し込んでいたこと(最後の写真見て)。サンフランシスコのケーブルカーが、係員一人の手押しで回転テーブルの上を方向転換するのを思い出した。 駅から伸びるリフトは止まっていた。仕方ないので、初心者ゲレンデへ。歩きながらレストランアゼリアへ向かう。ここの周辺は樹木の枝にびっしり霧氷が付着していて、もしアオモリトドマツがあったら、きれいな樹氷ができていたんじゃないかと思うのだが、ある一定方向に向かって成長しているというよりも、ただ空気中の水分がホンワカと付いている、という感じだ。 ところがアゼリアの前に来てびっくり、あの人工的に霧をふきかけて作成されるオブジェが量産されているのだ。これを最初に見たのは八幡平で、その後山田牧場でも見たが、ここではどこかに売るために盛大に作っているのだ。ホームページでとりあえず知ってはいたが、この年末年始の時期に、すでにこれだけ盛大にやっているとは思わなかった。それにしても、太平洋側の三重県とは思えない寒さだが、この様子を見ていると冷蔵庫の中に入っているかのようだ。 そして板をかついだままなんとか初心者ゲレンデへ。ところがリフトが動いていない。ううむ、なんということ。もうすぐ動かすというので、しばらく休憩所で待っていた。するとリフト係の人が椅子をハンマーでトンテンカンと叩いているではないか。どうやら、付着した氷を砕いて除いているようだ。 なんとかリフトが動き、滑ってみるが、景色が見えない。御在所は本当ならば伊勢湾を遠望できるらしいが、ちょっと残念だ。景色が見れないならばただのロコスキー場なので、2本でやめてしまった。 とりあえずレストランアゼリアへ。思い切ってイノシシの味噌焼き定食(1200円)を頼んだが、しょぼい内容でちょっと残念。 御在所ロープウェイの下の駅に降りると、ちょっと曇りくらいだったが、山の上は相変わらず濃いガスだった。ここからはるばる名古屋、中央高速を通って松本経由で、かあちゃんの待つ長野県の実家に、新年の挨拶をしに行くのであった。 |
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駐車場はここ | 三重県といえば |
ずいぶんレトロな車両だ | なんと、人力でターンさせるらしい。 |
足跡があるぞ | 踏んじゃいかん! |
本当はここから登りリフトに乗れるはずだが | 樹氷がきれいだ |
いい感じだ | 凍りついておる |
枝がポキポキ折れそうだ | なんかおいしそうだ |
アゼリア前は人もいなくて | オブジェ、いいですね |
自分たちで増殖しているかのようだ | 手前は水をふきかける装置 |
リフトの駅だ | 何人か、客はいたぞ |
周囲は全部こんな景色 | ハンマーで着氷を除いている |
少しずつ客も増えて | やっと動き出した |
シングルリフトだ | リフトの降車場。 びっしりだ |
鹿の剥製。子供がまたがって、 右足に包帯を巻いている |
レストラン内部 |
あまり方向は関係なく成長している | レストラン前のそり遊び場は だいぶ人が増えてきた |
カーテンのようだ | 水を吹き付けている |
観光客もいた | フィリピンからの観光客らしい。 かなり楽しんでいた |
これが日本一の鉄塔だ | こんな車両です |
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【ギャラリー】 | |
巨大な氷の壁を作成中 | |
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猪はハズレだったが、安いものなら外しても打撃は少ない。写真の五平餅はよかったです。 |
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![]() 「御在所スキー場」(公式サイト:冬) 御在所ロープウェイと観光(三重県観光連盟) |
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