因縁のリベンジ | |||||||||
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ただ、ままならないのが「天気予報は晴れでも山の上がガス」という場合だ。これを絶景が売り物のスキー場でやられたら、たまったものではなく、何しに行ったのか分からなくなってしまうのだ。 この最大の因縁のスキー場がびわ湖バレイだ。2006年の遠征で行った時は、大津は晴れていたのに、山の上はずっとガスりまくりで、びわ湖は疑惑のかけらほどしか見ることができなかった。ううむ、そうされると、なおさら見てみたいものよ。今回の遠征で再び関西方面に来たので、もう、行くしかない。そして今回は天気もよさそうだ。電話をかけたら、びわ湖、オッケイだという。ようし、待ってろ、今行くぞ!。瀬田のビジネスホテルを出発し、いよいよリベンジだ!。 |
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びわ湖バレイ (公式サイトを加工) ![]() びわ湖バレイ(公式サイト) |
ロープウェイで山頂駅に登ると、びわ湖は・・・見えはするのだが、例によって強い風で雪煙が舞い、いまひとつスカっとしないようだ。打見ゲレンデのゆるゆる緩斜面を滑る。すると前方に蓬莱山が見えた。前回は見ることができなかった山だ。そしてクワッドに乗り込み、おそるおそる振り返ると・・・なんと、すばらしい景色が広がっているではないか。まるで海のようだ。琵琶湖と対岸の近江八幡、彦根方面の山々が見渡せ、まるで羅臼スキー場から見た根室海峡と国後島のようだ。おお、これが前回、見たくても見れなかった絶景であったか。私は北海道とか、あるいは香川の雲辺寺で海を見ながら滑る経験を何度かしているからまだしも、普通の関東のスキーヤーだったら、驚いて息をのむだろう。そもそも、湖を見ながら滑るというのは、田沢湖とか青木湖とか田代湖とか白樺湖みたいに、湖の形がよく分かっていて、景色の中にちょっとした妙味を加えて引き立たせるようなものなのだが、これは海みたいで、景色そのものだ。いやあ、リベンジのためにわざわざ同じスキー場に2回も訪れただけの価値はあった。しばらくたたずみ、前回の分を取り返すように、大量の写真を撮った。 ただし、ちょっとガスっぽいのと、琵琶湖西岸だから、朝のうちはちょっと逆光気味なので、しばらく時間を置いてからまた撮影することにする。 ロープウェイ駅まで戻り、今度は汁谷へ滑り下りる。前回はここではリフトが1基しか動いていなくて、超渋滞になっていたため、えらい時間がかかり、もう二度と来るまいと、トラウマになっていたのだが、まったく並んでいなかった。本来、大みそかとは初詣のために寺社仏閣に行く前、年越し蕎麦を食べるとか、大切な行事をする日であって、スキーをするといった、反京都的なことは習慣に馴染まないのかな。 レストランに入る。以前はここにイラン人の若者が肉の塊を吊るして焼きながらそぎ取る料理を作っていたのだが、彼は現在、鈴鹿サーキットの店に行ってしまったらしい。座席が全くなく、階段で座って食べている人もいるくらいだったのがうそのようだ。 そして再び蓬莱山へ。思った通り、ガスもおさまっているし、太陽の位置もいい。遠くの対岸もよく見える。再び写真大会をやったが、強風で蓬莱山のクワッドが止まってしまったので、その後数本滑ってから帰ることにした。それにしても、ここはこの景色を見るためだけに滑りに来てもいいだろう。もしあなたが冬の京都に来る機会があったら、半日つぶしてびわ湖バレイというのもいいかもしれない。ただし、当日の大津あたりの天気じゃなくて、実際にスキー場に電話をかけて、琵琶湖が見えるか確認することが大切だが。 その後、車でちょっと走ってすぐ京都へ。清水寺は琵琶湖方面から近いし、私の名前が清水なので、ついついお参りに来たくなったので、ちょっと見学してきた。そして本日は大津に宿泊なので、三井寺に立ち寄って、蕎麦屋に入ったら、今日は大みそかで特別な行事があり、ジャズフェスティバルもあるという。特別に参内してお参りができて、除夜の鐘を突く権利があり、破魔矢などおみやげをもらえる券をタダでもらってしまったので、夜、再び訪れた。なかなかいい経験だった。よし、明日はまた琵琶湖沿岸にある、箱館山だ。 |
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前に来た時も、この木はあったなあ | ここは大阪圏だ |
ロープウェイの内部。前回は1時間待ちだった | さてさて・・・ |
遠くに滋賀県の山が見える。ここは湖だ | 湖に飛び込むようだ |
このあたりは琵琶湖でも せまい方だ |
海のようだ |
砂浜に寝そべるようだ | これ以上の開放感はない |
最高のコースだ | 振り返ると真上の空は真っ黒だ |
大津市側だ | あの曲がった照明装置も懐かしい |
ひらがなで書いてあるのは 子供向けか |
時間が経つにつれて見通しが良くなった |
島影もよく見えるようになった | なつかしいレストラン。 前回は足の踏み場もないほど込んでいたが |
坦々麺をいただきました | これが命のクワッドだ |
途中で強風のために止まりました | 北米で売っていた、子供に スキーを教えるヒモが売っていたぞ |
ロープウェイ駅近くの 子供用そりゲレンデ |
ロープウェイのはるか上にスキー場がある |
大津方面を見る | 京都の清水寺、意外と近いぞ |
清水の舞台だ | 店廻りも楽しい |
三井寺、ひととおり見学したけど 今夜は大晦日、ジャズフェスティバルをやるらしい |
弁慶そば(840円)を食べたら、 初詣の券を分けてくれました |
ライトアップだ | 山伏たちが寒そうにして焚火に あたっていたぞ |
離れから本堂へ、信者が提灯を持って 行進する |
ジャズフェスティバルといっても、 3人の1チームだけだった |
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【ギャラリー】 | |
昼近くになって、景色もさらによく見えるようになった | |
遠くを見ながら滑ると、さらに爽快だ | |
湖が眼前に迫る、迫力の広さだ | |
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琵琶湖は滋賀県だが、ここまできたらせっかくだから、京都まで行こう。京都は思いがけなく近く、特に清水寺はさらに琵琶湖に近い。 | |||
![]() びわ湖バレイ (公式サイト) びわ湖大津観光協会 清水寺 三井寺 |
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