ピヤシリでピシャリ | |||||
2009年レポート(3) 旭川-2 | |||||
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名寄ピヤシリスキー場 |
名寄ピヤシリ (Webパンフを加工) 名寄ピヤシリスキー場公式サイト |
今日は競技大会があるらしく、リフトは競技優先のレーンがある。どうやらゲレンデの右半分でやっているようだ。ふと後ろを振り向くと、なんと向かい合った山の斜面にジャンプ台があった。かなり本格的なジャンプ台だ。ジャンプは北海道の選手が多いが、北海道では結構見かける。基本的にジャンプ台が多いことが五輪選手を多く輩出する土壌になっているんだろうなあ。ちなみ山の向こう、隣町の下川町は五輪選手の葛西紀明、岡部孝信の出身地で、地元町営のジャンプ台でうまくなったらしい。 ところでこのジャンプ台、向かいの山の斜面にこちら側に向かって傾斜して設置されているのを見ると、なんだがジャンプ台を空から見下ろしているような錯覚がするのが面白くてなぜか見入ってしまった。 ゲレンデトップに立ってみると、やまがた赤倉温泉は山の中だったが、ピヤシリは名寄盆地が広々と見下ろせて富良野にも引けをとらない、いい感じだ。もし競技大会が無くてゲレンデが全面滑走できたら、1日券で滑っても飽きないと思う。旭川からこんなに北上した山奥にこれだけ本格的なスキー場があったとは!。このピヤシリには、ピシャリとやられた気がした(実はこれが言いたかった^^)。 とりあえずひととおり滑って、施設を見ることにした。センターハウスの隣には黄色い建物がある。おや、ゲレ食かと思って入ってみてびっくり、なんと中に体育館があって、とても暖かく、みんな軽装でバレーボールをやっているではないか。表に出て看板を見たら、「体育センターピヤシリフォレスト」とある。ううむ、油断ならん。 ところでお土産を買おうと「なよろ温泉サンピラー」に寄ってみた。玄関には「ようこそ名寄へ!!東京のみなさん」なんてノボリがあったりして、どこかの温泉旅館みたいだが、まあいいだろう。ちなみにサンピラーとは「太陽柱」のことで、このあたりは本当に寒くなるとダイヤモンドダストだの、サンピラー(太陽が縦に細長く見える現象)が見えるらしく、好きな人はカメラと三脚を担いで、見える保証のないサンピラーを狙って夜明け前から極寒の中をうろうろするらしい。このホテル、フロントの上には日本と韓国の旗が並んでいて、ちょっと国際的だ。実際に韓国からの観光客もいるらしい。 北海道のスキー場は最近つぶれまくりだが、この名寄ピヤシリは道北の中核ともいうべき本格的なものだ。世界中からでもお客さんを集めて、ぜひ続けていってもらいたいものだ。 |
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士別市日向スキー場 〒098-0475 北海道士別市多寄町4095 Tel 0165-26-2577 |
士別市日向スキー場 (現地で撮影した看板を加工) 士別市日向スキー場公式サイト(士別市) |
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さて12時45分には到着した。雪が少し強く、視界はあまり良くなかった。施設は小奇麗だが料金は思いっきりローカルで、大人1回券80円、1日券は1600円だ。マップの左側の駐車場から入り、リフトに乗ってとなりの広いゲレンデへ。ここはバーンも結構広くて、天気が良ければそれなりに楽しめるだろう。スピード系の人はみなピヤシリに行ってしまうから、ほのぼのとしたファミリーゲレンデに徹している。ただし頭上をもろに横断して電磁波バリバリの雰囲気の鉄塔だけが殺風景だ。 第二リフトの方は動いていなかったのでファミリーコースだけを滑った。コース名はダイナミック、スラローム、センター、パノラマ、ファミリーと、かなりオーソドックスな名前ばかりだったのが印象的だった。 午後1時15分くらいにスキー場を出て、和寒東山には2時くらいに到着した。 |
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和寒東山スキー場 〒098-0101 北海道上川郡和寒町日の出193-2 Tel 0165-32-4385 |
和寒東山スキー場 (Webパンフを加工) 和寒東山スキー場公式サイト(和寒町) |
さて、スキー場の入り口でいきなり驚かされるのは「和寒スキー少年団ロッヂ」なんてものがあることだ。なんじゃい、これは。少年スキーはそんなに盛んなのか。すると今日はレースでもあったのか、ベースの広場で表彰式らしきことをやっていた。ううむ、人数も多いし、なかなかの盛り上がり方だ。確かに斜面も広さ、斜度共に少年大会にはいい感じだ。レイアウトをみて分かるように、リフトからどれだけ大回りするかで斜度調整ができる。また、リフトを降りてから滑るコースが多いから、大会のためにコース閉鎖をしやすいだろう。 なにはともあれ最高地点に上がることにした。景色は・・・おおっ、なかなかいいではないか。名寄ピヤシリの景色に似ているが、町がもっと近くに見えて、生活感すら伝わってくる。ひょっとして家の人は自分の子供の滑りを自宅から望遠鏡で見ることができるんじゃないかという感じだ。しかしさすが北海道の内陸部、標高が低いのに寒いなあ。和寒で「わっ、寒っ」と言ってみるのもいいだろう(マタヤッチャッタヨ^^)。 ところでここは、東山シャンツェというジャンプ台もある。またセンターハウスのゲレ食には過去の地元出身(おそらくスキー少年団の先輩)で、大きな大会で好成績をあげた人の写真を飾っている。子供たちは自分も飾ってもらうことも練習の動機付けになっているのではないだろうか。子供を地域ぐるみで育てるスポーツ振興の典型といえるだろう。 まあここは景色一番で見に来たので、あがるとしよう。空港に行く前に、ちょうど帰路の途上にある当麻(とうま)町営というスキー場にいってみよう。あまり特色があるか分からないが、せっかくだし。 |
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当麻町営スキー場 〒078-1300 上川郡当麻町市街6区 TEL:0166-84-2698 |
当麻町営スキー場 (Google地図を加工) 当麻町営スキー場公式サイト |
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実際滑ってみても大したものではないが、子供天国なので、親は安心だろう。飛ばす客がいるわけないのだ。また、ロープトウは子供のバランス感覚を養うにはいいのではないか。ロープトウは本州ではマイナーで、乗り方が分からない人はもちろん、ボーダーにとっては鬼門だが、もし海外でスキーをやりたい人はぜひ覚えておくべきだろう。みんな小さいのに、、ロープトウの乗り方うまいなあ。この町営スキー場がいつまでも続くことを願わずにはいられなかった。夕暮れが近づいてきたがとうとう営業終了となる午後4時まで滑り続けた。 |
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出てきてびっくり・・・。なんじゃいこれは!?。見本と全然違うではないか。カニなんざ、1本のものを2つに切って並べたか、赤唐辛子が2つ並んだという感じだ。いや、それよりも基本的にまずい。マズイ、不味いのだ。玉子を溶くのが早すぎて、フワフワ感が無い。要は作り方が雑だ。さらにまた、あまり熱くないため、冷めるのが早い。玉子の黄身が溶けたお湯が冷めてしまうとどんなに気持ち悪いか、あなたには想像がつくだろうか。いろいろ意見もあろうが、どんな理由があろうと、見本と全然違うものを出してきたら、言い訳はできるものではない。ウェイターを呼んだが、見本と全く同じものが出せるとは限らないとかなんとか、訳の分からん言い方であまり誠意をもって対応しようという気はないようだ。こんなことでもめても仕方ないし時間も無いので出発ゲートに向かったが、いままでの北海道、旭川に対して抱いていたイメージが崩壊していった。ううむ、全く油断ならん。読者の皆さんはくれぐれも注意していただきたい。「ティファニー」という店なので(店の名前からして、怪しいことに気づくべきであった)、私のようにひっかからないようにしいてもらいたい。ああ、後味が悪かった。 20時15分には旭川空港を離陸した。すぐにキャンモア、遠くにサンタプレゼントパークのナイター照明が見える。思わぬ感動をいただいた後に最後で思わぬ一撃をくらった遠征であった。 |
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ハングルの看板があったぞ | おじさんのための講座ですって |
ジャンプ台が見えるぞ | ジャンプ台を背景に |
これ、実は体育館だ | ジャンプ台を下から |
韓国の旗もあるぞ |
士別のあたりはこんな感じ |
老人は乳母車の変わりに そりで歩くのだ |
日向スキー場、施設はよかった |
空港の待合室みたいだ。 日向のスキーセンター内部 |
80円だって |
スキー場の鳥瞰図だ | エントツ、いいねえ |
シングルリフトだ | なかなか立派な施設だ |
ん?道路わきに何かあるぞ | 道路がツルツルの時は、 この小石を撒いてください・・だと |
和寒へ | 和寒東山のスキーセンターだ |
この写真だけ見ると、ゲレ食という よりも小学校の給食風景だ。壁の上には写真が・・・ |
先輩たちの勇姿だ |
ここにもジャンプ台がある | あの星は何かな? どうやらナイター時は点灯するらしい |
和寒の町を見ながら | シングルリフトだ |
おや、玉子があるぞ | リフトの監視小屋でした! |
150円、安いなあ。大丈夫かなあ | 結構、うまかったです |
【ここから当麻】広いゲレンデだがこれ1枚だ | 手を離すんじゃない! |
この動力機がスキー場の心臓だ | まだ自信ないかな? |
夕暮れが近づいた | これがヘルシーシャトーだ。 温泉その他くつろぐことができる |
旭川空港で | |
【ギャラリー】 | |
【名寄ピヤシリ】 ジャンプ台が見えるが、空から 見下ろしているような錯覚があるのが面白い |
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【和寒東山】 和寒の町を見ながら。手前には高速道路が見える。 山の中のスキー場もいいが、こういう風景も味がある |
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【当麻町営】 夕暮れの近づいたスキー場。 右に見えるただ1本のロープトウがすべてだ |
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時間に余裕があったら、小さなロコスキー場にも寄ってみよう。思わぬ発見や感動があるかもしれないぞ!。 | |||
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