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軽井沢スノーパーク

   鬼を押し出せ
 雪だるま 2007年レポート(10)
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 いよいよ2007年シーズンも終わろうとしている。雪が少なくて大騒ぎになり、3月ごろになって地域によってドカ雪が降ったが、シーズンが短いわけだから、総じて雪不足の年だった。
 しめくくりで考えていたのは、軽井沢スノーパークというスキー場だ。ここは私がスキーを始めてから開業した数少ないスキー場で(1999年12月)、この規模で当時新規開業するのは本当に珍しく、新鮮な印象を受けたくらいだ(ちょっと心配もした)。
 で、なぜ狙っていたかというと、浅間山の眺望がいいということ、近くに浅間山火山博物館というのがあって、これが4月1日から営業するのだが、スキー場は4月8日で営業終了するので、その営業の重なったわずかな期間に行ってみて両方見てみるのもいいかなと思ったからだ。1週間ほど前からしきりに電話で状況を聞いたが、今シーズンは雪はぐちゃぐちゃだけどとりあえずかなり滑ることができるというので滑りおさめに行ってみた。
軽井沢スノーパーク コースガイド(パンフレットをスキャンして加工)
軽井沢スノーパーク公式サイト
軽井沢スノーパークコースマップ
軽井沢スノーパーク
朝はガランとしている
軽井沢スノーパーク   
ちょっと心配。左がアゼリアコース
浅間山
ゴルフ場に突っ込むようにして
滑るのは初めての経験だ
水上スキー
ここは海か!?

 最近は日帰り圏のスキー場を行き尽くして遠征が多くなったせいか、軽井沢の近いこと近いこと!。本当に楽勝日帰り圏で、途中休憩も入れることなく、あっという間に到着した感があった。朝早かったせいもあるが、駐車場はがらんとしていた。駐車場からは浅間山がズズンと近くに見えるのはいいことだが、肝心のスキー場は、瀕死の状態だ。もういくつ寝るとシーズンの営業終了だから、いまさら造雪をする気はないだろう。しかしまあ、ほとんどのコースが滑走可能ですなんて本当かなあ。
 ここのスキー場の営業上の特徴は、リフト代ではなく、入場料制度をとっていることにある。中にはゲートを通らないと入れないパーク形式になっていて、最初に1日券に相当する3500円を払い、入場することになる。そして2時間以内で退場すれば、2時間の2000円とみなし、1500円をキャッシュバック、4時間以内は2500円ということで1000円キャッシュバックするという、面白い仕組みだ。
 入ってみたはいいが、やはり雪は少ない。入ってすぐ左のスロープコンベアのある初級コースはかなりジューシーで、スキー場なのか屋外プールなのか分からない状態だ。とりあえず定石通り、最高地点に行ってみるか。リフトに乗って、期待薄の山頂へ向かう。
 ところがどっこい、実にすばらしい。浅間山の鬼押出し側が大変美しいのだ。いままでバラキ嬬恋や表万座などから浅間山の北斜面を見たことはあるが、こちらはずっと浅間山に近く、かなりの迫力だ。駐車場から見たときに比べて、高い位置からだとゲレンデと間にあるゴルフ場を含めてすべてが視野に入って一望できるので、なんだか近くに見える。ううむ、これが見えただけでも来た甲斐があったというものよ。しばらく見入ってしまった。
 コースそのものも、この規模としてはめいっぱいがんばって設計したように見える。ゴルフコースを設計するように、使える斜面をできるだけコースにしてしまったという感じだが、スキー場のコンセプトから考えれば、もっと初心者向けの斜面を増やすべきだったかという印象だ。
 超上級のアゼリアコースはなんと、途中、雪が無くてコースが切れていた。かと思ったら、コースはわずか50cmほどまで狭まっている部分があり、これが無かったら板を担いで降りるしかなかったところだ。
 その下のエッグコースは完全に水上スキーだ。勢いをつけてから色の変わった部分に入ると急ブレーキがかかったようになるので危険だが、ちょっと上下すると水しぶきがあがるのがすごい。普通なら立ち入り禁止のスプラッシュ・スキーコースだが、それも一興だ。
 下のコースはたまったもんじゃないので、とにかく山頂のコースを滑ることにする。標高がちょっとでも高いとそれなりに差があるもので、最高地点からの浅間山を見ながらのコースを何度も滑ってしまった。
 さて、私にはさすがに2時間が限界だろう。早々にゲレンデからあがって、スキー場施設の内部を見て周り、昼には浅間山火山博物館へ。噴火当時の付近の被害や、噴火が原因とされる天明の大飢饉などについて詳しく、ビジュアルに優れている。その後そば屋に立ち寄り、温泉に入って帰宅した。日帰りスキーは行ったことがない場所が無くなってきたこともあり、回数がめっきり減ってしまった。しかしこのくらいの日帰りスキーはピクニック気分で、雪質に目をつぶれば滑り収めにはちょうどよかった。結構、オススメだ。
 
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リフト券 軽井沢スノーパーク
右上のチェックインの時間がくせものだ コテージ風の平屋のセンターハウスだ
お菓子 ゲレ食
いきなり駄菓子屋みたいなことをやっていたぞ。
小さな子供に買い物してもらうつもりかな?
木の柱の並びがなんともいえない
乾燥機 子供用トイレ
ウェアの乾燥機があったぞ 授乳施設もある
おむつ替えスペース ゲレ食 軽井沢スノーパーク
オムツ替えスペース、これ男子トイレ内にあるのだ 天井が高くていい感じだ
スロープコンベア 春スキー
これが初心者コースのコンベアだ うんざりする雪面だ
ゴンドラの休憩室 水上スキー
コンベア降りたところの休憩用ゴンドラ 沈んでいきそうだ
カロリーメイト スノーモービル
スポンサーは大塚製薬だ カッチョイイスノーモービルだ
浅間山 浅間山
浅間山だ 大噴火の跡だ
軽井沢スノーパーク 軽井沢ゴルフ場
志賀方面だ ゴルフ場だ
軽井沢スノーパーク ポカリスエット
春休みなので団体もいたぞ こっちはポカリだ
軽井沢 浅間山
ゴルフだねえ まあ、楽しくやりましょう
軽井沢スノーパーク 軽井沢スノーパーク
ポールをやっていたぞ しかし、積雪は5cmを切っているのでは
軽井沢スノーパーク 猪汁
これが入場ゲート イノシシ汁、いってみようか? 
イノシシバーガー 巨峰
これがイノシシバーガーだ。値段は・・・500円!。
味は・・・ソースがきいてて、よくわかんない!
信州限定のお菓子だ
キットカット パックマン
こちらもだ あのパックマンみたいなのは、地球の中身を開いたものだ。
浅間山火山博物館で
天ぷらそば
そば処「みのり」の野菜天ざるは1260円だ
 
【ギャラリー】
浅間山
ディアコース上部から見た浅間山。望遠効果が出ている。
浅間山の観光シーズンは鬼押出し園がオープンする3月下旬からだ
ゴルフコース
ディアコース途中から見た浅間山。手前のゴルフコース
がいかにも軽井沢だ
 
スキー
トンボの湯帰りがけは星野温泉「トンボの湯」がいい。鬼押し出し方面から軽井沢に入るときに便利な場所にあるので、覚えておくといいだろう。
スキー
軽井沢スノーパーク スキー場(公式HP)
北軽井沢観光協会
浅間火山博物館
そば処「みのり」
星野温泉とんぼの湯
Goods
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