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網張温泉

    はるばる来たなあ
雪だるま 2005年レポート(1) 盛岡遠征-1
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高速道路 事故
運転は慎重にいこう
網張温泉スキー場
写真よりもガスっていた
 さて、2005年シーズンは昨年に続いて非常に雪が遅いシーズンとなった。各地の気象台では記録的に遅い初雪を観測し、オープンしたスキー場といえども人工降雪機による「イカそうめん1本」のコースだけオープンという、悲惨な状況であった。クリスマスになっても白馬エリアは壊滅的で、あえていえば岐阜と北海道地区がよかったようだ。
 さて、私は年末年始の5日間はスキーに行くことにしたが、東北にするか、岐阜にするか。直前まで両方の計画を練っていたが、岐阜は白馬の惨状の影響か、混雑しているというし、今どき駐車料金取りまくりだし、なにやら悪天候だというし、前回の年末年始に北陸に行っているので、ここは東北に行くことにした。
 東北で行っていないところといえば、田沢湖エリアと八幡平エリア、そして今シーズン復活営業したという岩手高原がある盛岡エリアだ。
 しかし、盛岡まで軽く500kmはある。車で行くとなると1日目は白石蔵王あたりで滑って夜に盛岡入りか(栃木・福島エリアは制覇している)。しかし白石蔵王は雪不足で営業できない。青森遠征のときは飛行機+レンタカーだったが、ここは新幹線で行ってレンタカーか。しかし、走行距離を考えるとレンタル代がバカみたいだ。結局悩んだあげく、盛岡まで強行し、1日目は午後滑ることにした。
 そして1日目は半日にふさわしい規模の網張温泉スキー場にすることにした。今回の狂ったスキー行は一人で行くことになるのでガソリン代・高速代がもったいないが、しかたあるまい。
 当日、4時30分に家を出る。5分のところに首都高速の入り口ができたので、5時前には浦和料金所を通過。以前は1時間はかかっていたので助かる。6時30分に那須高原で休憩。このあたりから路面凍結が目立つ。スタッドレスを過信せずに慎重運転だ。私が那須を通過して30分後、その那須あたりで事故が発生し、渋滞になった。路面凍結がひどく、轍以外は滑りやすいし、小雪も舞い始めた。気がはやっていても、事故を起こしたら台無しだ。郡山を通過した直後、またもやその郡山付近で複数のスリップ事故が発生し、高速道路が閉鎖されてしまったとニュースが入った。ああ、危なかった。
 鶴巣SAを9時30分、北上金ヶ崎SAを11時に出発し、盛岡ICを降りたのは11時33分、家からの走行距離は538kmだった。
 盛岡ICから網張への道はあまり迷わないだろう。12時6分には網張スキー場に到着した。
網張温泉スキー場のゲレンデマップ
網張温泉スキー場 ゲレンデマップ
A 双子滑降コース @ 第1ペアリフトA線
B 双子林間コース A 第1ペアリフトB線
C トドマツコース B 第2ペアリフトA線
D ミズナラコース C 第2ペアリフトB線
E シラカバコース D 第3ペアリフト
F スラロームバーン E 第4ペアリフトA線
G カラマツコース
H ファミリーゲレンデ
ファミリーゲレンデ
ファミリーゲレンデ
ファミリーゲレンデ
網張温泉スキー場
到着するや、しばらく強い雪が
網張温泉スキー場
フカフカのパウダーだ
網張温泉スキー場
スカートをはいた貴婦人のようだ
最上部のリフト脇で
網張温泉スキー場
午後は晴れ出し、青空が。
このへんはブッシュが出ているので注意だ
 さて、この網張スキー場は歴史も古く、かつては上級者向けで知られていたらしいが、上のマップにあるように、ファミリーゲレンデを充実させることによって顧客を広く呼び込めるようにしたようだ。
 ゴンドラやクワッドは無く、やたら古めかしい感じのペアリフトが出迎えてくれるのはいいが、施設からゲレンデに入ってすこし登らないといけないのは、設計の問題か。とりあえず半日パック券(半日パック+ランチ+温泉入浴券)を買って滑ることにした。
 到着してから急に吹雪になり、いやな感じだ。とっとと一通り滑ってあがろうか。最初のリフトに乗りながらコースを見回すと、なかなかパウダーのようだ。つい昨日くらいまでは盛岡エリアは雪不足で、この網張だけがトップからベースまで滑走可能となっていたので最初に来たのだが、正解だ。
 次のリフトに乗ると広いコースも見渡せるが、なかなか新雪の雰囲気があってよろしい。さらに一番上のリフトに乗ると、景色はかなり変わる。木々は雪で覆われて枝が垂れ下がり、ベースあたりとは別世界だ。ううむ、すばらしい。上部の雪はホコホコしている。フカフカではない。大回りだと足が疲れるし、小回りは大変だ。それでもリフト係のおじさんが「昨日まで本当、雪が無かった。こんなひどい年はめったに無い」とぼやいていたので、ゼイタクは言っていられない。
 素朴なコースを何本か滑る。下は子供を含めて人が多いので、上部を中心に滑った。
 垢抜けないスキー場だが、一番大切なことは、雪がある、という事実だ。本来年末年始はスキー場が盛況となり、宿の予約は前月には埋まるというのはすでに10年前の話だ。自分が行く頃に雪があるか否かビクビクしながらプランを立てる今日このごろ、雪があるというのはありがたいことだ。
 昼過ぎ、吹雪がやんで青空が見え出した。しかし周囲はどうもガスがかかっている。テレテレ滑りながら、いったん休憩した。施設は普通のスキー場のゲレ食といった感じだ。
 これといって特に強力にアピールするものがあるわけではないが、1日目に訪れるスキー場としては正解であった。半日券でちょうどいい広さで、ガスられたものの、もともと眺望がとりたててすばらしいというものではない。なによりも雪があってくれるだけでウレシイ。今日の降雪で他のスキー場も全面滑走可能が増えただろう。よしよし。初日なので4時前にはあがることにした。
 さて、私は○○温泉というスキー場では必ず温泉に入ることにしているのだが、この網張温泉は東日本屈指の名湯と言われる。スキーセンターのすぐ近くに国民休暇村があり、そこには露天風呂もあるという。ところが本館の有名な露天風呂は冬はやってないという。寒いからこそ露天風呂が生きるんじゃないのか!?。そこで車で1分ほど離れたところにある新館には露天があるというので、券を取り返してそちらへ行ってみた。
さっそく入ってみたが、周囲はすっかり暗く、露天風呂という感じがいまひとつ。しかもすごく熱い。江戸っ子の私でも熱い。煮殺す気か!?。あまり長居できずに上がることにしたが、それでも今日のスキー(というより早起き後の長距離ドライブ)の疲れた体にはほっとするものがあった。
 網張に行く途中には雫石という強力な商売ガタキがいる。この雫石に負けないよう、リフト料金の値下げや温泉パックで対抗しているようだが、まだいろいろ考える余地があると思う。ぜひともがんばってもらいたい!。
orangeline
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
最初は吹雪で なんとも味わいのあるリフト小屋だ
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
上部はホコホコのバーンで、新雪だ ボーダーもごきげんだ
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
リフト脇コースは雪だまり
もあったが、ブッシュも出ていた
トドマツコースがよかった
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
ブレイクスポット「兎平」
ん?。どこかで聞いたことがあるような
かっこいいマークだ。
地球防衛軍ではなく、スクールのマークだ
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
午後はだいぶ明るくなった ゲレ食内は屋根裏デザインでいい感じ
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
さすが、三春駒のデザインだ 午後はいい感じだ
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
雪いっぱいの樹木が歓迎してくれる ケガには気をつけよう
網張温泉スキー場 網張温泉スキー場
人気のおみやげだが、
これもどこかで聞いたことが
イベントやサービス等のお知らせを
貼るスペース。スーパーマーケットのようだ
網張温泉スキー場
さてさて・・・・
 
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盛岡冷麺  盛岡に来たからには、ワンコそばか冷麺だ!。
ホテルの人が推薦したのがこのぴょんぴょん舎駅前店だ。駅から近いので、盛岡駅経由で帰る人にもオススメだ!。
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 網張温泉スキー場(公式サイト)
 網張温泉
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