なかなかいいんじゃない | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここは法恩寺山の有料道路(800円)があり、雪も積もっとらんくせに「除雪費用」500円を上乗せして取りやがる。そのためスキージャム勝山は日曜日でも駐車場代金代金を徴収せずに利用客の帳尻を合わせているのだが、なんでだろう。スキー場営業の条件として、地元自治体だか何だかに有料道路収入を上げさせてやるという取引でもあったのだろうか。このような形態はイエティや万座温泉・表万座スキー場でも見られるが、ばかみたいなので、ぜひ裏道でも作ってほしいものだ。とにかくここは駐車料金が1300円と考えるのがいいだろう。 ちなみにマウントジーンズは途中の2箇所の有料道路を使うと利用者への負担が大きいので、裏道ガイドを作って、看板でばしばし誘導していた。 さて、このスキー場は、私がスキーを始めて数年目にできた、比較的新しいスキー場だ。志賀高原のスクールで関西の人が「ジャムカツ」と呼んでいたので、最初は食べ物かと思ったくらいだ。新しいだけにリフトは非常に機能的で、動脈部分にクワッドを架けているので、少ないリフト数だが全体にスキーヤーを行き渡らせている。また、たいていのスキー場は苗場や八方のように上部が小さくベースのすそ野が広くなっているピラミッド形の構成なのだが、ここはベースから長いクワッドが1本上部に向かっていて、その上部エリアが広がった形のメインエリアとしている(つまりホウキのような形をしており、ブランシュたかやまに似ている)。そのため雪が少ないシーズン始めと終わりでも、これを連絡リフトと位置づけることにより、営業期間を伸ばすことに成功しているようだ。ちなみに標高は610m-1320mであり、豪雪地帯だが雪は緩みやすいといえる。 私が行った1月2日はベースに関しては土が露出していて、一部のキッズエリアだけ強引に運営していた。つまりベースのクワッドは完全に移動クワッドとなっていた。 センターハウスはなかなかきれいだ。東急系のリゾートらしく、中も洗練されていたが、料金も洗練されていた。とりあえず午前券で滑るか。入り口のところで正月の振る舞い酒を配っていたのは正月気分もあっていい感じだ。一本義という名のお酒で、飲みすぎ注意だ。 長いクワッドで中腹へ。地形はなだらかな印象だが、これは集団で来てもランチで集合をかけやすいのでいいだろう。上部でちょいと滑って、リフトを乗り継ぐ。なかなかいい感じだ。景色はまあまあといいたいところだが、これといった景観となる山とか湖とか海はない。ううむそれにしても昨日、白山を間近に見たかったなあ。 ここのイリュージョンサイトはなかなかいい。比較的安定した斜度で、中級バーンとしてはいいほうだ。特にクワッドが同じ場所にダブルで架けられているという贅沢さをみてもわかるように、ここの斜面がスキーによく適していることが分かる。なかなかいい。ここをガリゴリ滑った。 林間も手入れがよくできている。特にイリュージョンAコースの脇の林間は、滑走禁止だったと思うが、滑った跡がいくつもあった。 さて、午前券が切れるころ、スキー場を後にした。印象としてはなかなかスキー場に向いている地形で、リフトの効率の良さもすばらしい。石打のように建て増しで膨張したのではなく、最初から計画を立てて設計されたからだろう。同じ東急系のグランデコも同様のことがいえる。あえていうと、複数の山にまたがるため、一番上からベースまでの滑走ができないことだ。 それにしても、1月初旬で全面滑走できないのだから、今年は雪不足の年なのだろう。その年が雪不足か否かは、スキーヤーの感覚でいえば降雪量の総計ではなく、リフト料金に見合うくらいまともに滑れるようになってから、クローズするまでの期間の長さで評価されるべきだろう。 福井北ICへ。さて、明日どうしようかは実は決まっていなかった。家には予想以上に年賀状が来ているというし、明日は天気が崩れやすいという。結局天気予報を聞き、明日は午後から雨もありうるというので帰京することにした。んんん、せっかくここまで来たのだからせめて岐阜に入り、白鳥地区のスキー場に行きたかったなあ。計画ではもう1日あったので岐阜に入り、たかすあたりで滑り、安房トンネル経由で帰るつもりだった。 名古屋からは東名も中央も料金・所要時間はほぼ同じだが、中央高速で帰ることにする。その理由は東名が渋滞しているというニュースに加えて、諏訪湖パーキングエリアにある「高速道路PA内部にある温泉」に一度入ってみたかったからだった。 飯田方面から諏訪湖PAへ。正式名称は「ハイウェイ温泉諏訪湖」だ。そこはちょっと狭い湯船の温泉で、本当に温泉なのか、実感がわかなかった。やはり木の湯船か、露天でないと温泉という感じがしない。自宅の浴槽に温泉のモトを入れているのと同じだ。窓の外には諏訪湖や霧が峰の山々が広がっているはずなのだが、真っ暗で何も見えない。やはりここは夕暮れまでに来ないと意味がないだろう。 長い遠征だった。馴染みのある中央高速に乗ると、もう帰ったような懐かしさだ。用心しながら夜9時ごろには東京の自宅に戻った。 翌日、よせばいいのにスキー場に電話したら、「いい天気です」だと。 |
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センターハウスだ | 下はベトベトだ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バラエティクワッドは 連絡リフトとして活躍だ |
バラエティクワッドを 降りた場所から見上げる |
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シンプルなレイアウトだが、 なかなか広い |
リフト下、滑りたいけど | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いい感じだ | ちょっと低めだが、 一度は座ってみよう! |
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中腹のイリュージョンプラザ | イリュージョンプラザから見た イリュージョンクワッド |
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天気がよければランチは テラスだ |
内部は込んでいた。通路が 広いのがいい |
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そこそこの幅がある のも人気の秘密だ |
スクールの女性教師も 手伝っていたぞ |
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看板が関西弁になっているで! | 4人で乗ろう | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
斜度も安定してなかなかいい | イリュージョンサイトでは 混雑が緩和される |
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この林の中は滑っていいのかな? | ボードパークがあったぞ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
くだりのリフトはすれ違いが あるので、なぜか照れる |
下では初心者が練習していた | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
センターハウス内は 洗練されている |
オリジナルグッズだけで これだけあるとは! |
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お勧めはホワイトラブだ | 手軽に食べられるのも多い | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ここもファーストフードだが・・・ | あれこれ巻いたのが380円だが クラムチャウダーの方が500円と高い |
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天井が高くていい感じだ。手前の 女の子、食べる時くらい帽子脱いだら? |
スキー板が飾ってあったが もはやインテリアだ |
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はやくあの山の向こうで 滑れるようになろう |
キッズスクールは大盛況だ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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勝山から福井北ICへ行く途中、永平寺との分岐に大きな羽二重(はぶたえ)餅のみやげ物やがある。試食は自由で、お茶も飲み放題だ。寄ってみよう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() スキージャム勝山(公式サイト) 羽二重餅 ハイウェイ温泉諏訪湖 |
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