2003特別レポート(3)
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国境のトンネルを越えると・・・
三国、赤沢(新治村営赤沢) |

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あれが赤沢スキー場だ。
午後、行ってやるからな |
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三国は雪でガスっていた
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下の方はまだいいが
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ガスっている
(肉眼ではもっと見えない) |
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コース上部から
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昔は売店だった。そういや
かぐらにも「スナックかぐ
ら」なんてのがあったなあ
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前の2人が亡霊に見える
雰囲気だった(アブナイ)
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駐車場ゲートの向こうに
あるのが「ちょうちん岩」だ |
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こっちはいい天気。
巨大な雪ダルマがあるぞ |
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長いシングルで
高度もかせぐ
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そそるような
バーンだ |
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ジグザグの下山コース
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山の中腹の横に引かれた
線が三国街道だ |
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送電線に向かって
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4枚上の写真のバーン
を上から見る |
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ロープトウのコースだ
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怖いもの知らずだ
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甘酒をくれた
おねえちゃん |
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先着30組にインスタ
ント写真をプレゼント!
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ここが法師温泉の
長寿館だ
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いい感じだ。
赤いポストがいいねえ |
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なんだ、この
ポスターは
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大変なことになってしまった。自宅で慣れない作業をしていたら、こともあろうに首のスジを痛めてしまい、一晩寝ても直らなくなってしまった。湿布で多少は改善したものの、何か痛みが残る。ううむ、こうなったら温泉療養しかないようだ。
私は木曜日と日曜日が休みという勤務をしており、当然日帰りは木曜日に行くことにしている(2002年からのレポはすべて木曜日の日帰り)。だが、今回は急を要する。
そういえば、三国スキー場(「さんごく」ではない。「みくに」である)は私が行ったことがないスキー場としては比較的名が知れている方だが、ここは土日しか営業していないという。どうせわざわざ日曜日に出かけるならここか。それに三国峠を使うなら、同僚のFが言っていた「新治(にいはり)村営赤沢スキー場」がそばにあるではないか。ハシゴするのにちょうどいい。さらには、Fが推薦する日本の秘湯、法師温泉もすぐだ。締めくくりはここで療養としゃれこみたいものだ。いろいろ調べてみたら、村営赤沢スキー場はちょうど今度の日曜日が年に1回のスキー祭りだという。ううううむ、神様が行けと言っているようなものだ。もう行くしかない。こうしてスキーの決行となった。
三国は朝8時からリフトが動くという。事前に電話を入れたら、9時から動くこともあるという。急ぐ必要は無いが、混雑を避けるために早めに出る。月夜野ICから三国街道を走ると、猿ヶ京温泉の先、谷間の向こうにカッコいい尾根斜面のスキー場が見える。あれが赤沢スキー場だ。よしよし、午後にちょっと行ってかわいがってやるからな、待っとれ。
三国トンネルを越えるとすぐに苗場が見えてきた。朝早いのに、スキーヤーが何人も滑っている。その脇の道路を三国に向かう。
さて、三国スキー場に到着したはいいが、車が10台くらいしかない。苗場とは大違いだ。しかも上部の方はガスっていて見えない。うわ、どうしよう。しかも8時にリフトが動きだす様子が無い。おおい、早く動かしなさい。こういう時はセンターハウス内を見学するものなのだが、そんなものは無い。少し登った所に「ルミ」というレストランがあるが(プリンス系は「アリエスカ」じゃなかったの?)、営業は11時からだという。ううむ、時間を持て余すとやることがない。困ったものだ。
8時半にやっとリフトが動き出す。ところがこのリフト、とにかくのろい。しかも、ものすごく寒い。まるで体を冷やすために来たようなものだ。さらには、このリフト1本が10分以上かかるのだ。おまけに上部になるとガスっていて、前が見えない。ガスの霞んだ空間に向かってリフトが吸い込まれていく。こういう状況になると、昔のいやな出来事とか、暗いことばかりが思い出されるから不思議だ。
とりあえずスキー場のトップに行こうとしたのだが、最上部のリフトは休業しており、動いているのはこの1本だけということだ。第二駐車場に至るコースは第三リフトを止めているので入れない。とにかく「少ない人数で運営しているスキー場」という印象だ。
さて、まずは1本滑ってみる。しゃくなげコースをスタート。ガスで前が見えないが、ここには広いコースのど真ん中に木が生えているので、いくらか距離感がつかめる。しかし、斜面の変化が分からないので、スピードが出せない。
比較的なだからな「一般コース(すごいネーミングだ)」へと折れる。ふんふん、まあいいじゃないの。圧雪がされており、ベース付近はガスが無いので快適に飛ばせる。
次の一本はリーゼンコース。ここはなかなかいい。斜度も距離も十分だ。
三国は中規模スキー場としてはコブは無いものの、斜度がやや高めで、トレーニングにはいい。もう少し距離があれば会津の高畑を彷彿とさせるものがあるが、リフトがのろすぎる。リフト4本滑るのに、1時間以上かかってしまう。もし高速リフトだったら、トレーニングに何度も来ていたかもしれない。それにしてもガスが強くて、この快適な中斜面を満喫できないのが残念だ。
ゲレンデマップを見るとバリエーションに富んでいそうだが、事実上、稼動しているのはリーゼンとしゃくなげの2つのコースだけだった。それに体がえらい冷えるので、11時には打ち切る。
ところで、このスキー場の入り口付近の山に変な形の岩がある(写真見て)。名前をちょうちん岩という。なかなか面白い岩だ。ついつい見入ってしまった。
車で三国街道を引き返す。三国トンネルを越えると、そこにはまぶしいほどの太陽が待っていた。峠を境に全く天候が違う。それにしても、三国山脈が無かったら、東京まで雪だらけになるんじゃないだろうか。この山脈が大雪をブロックしてくれているのは間違いない。
新治村(にいはるむら)の村営赤沢スキー場に11時半ごろ到着。駐車場に入る時、抽選会の券をもらう。今日はスキーの日なのだ。入り口には巨大な雪ダルマがあった。この雪ダルマ、駐車場とスキー場の両面に顔があり、同じようなデザインをしていたが、片方は怒った顔をしていてもよかろう。
1回券を3枚買う。まず短いリフトに乗って、その上の長いシングルリフトに乗り継ぐ。このシングルリフトが半端ではない。すごい急勾配を延々登るのだ。
降りた場所からは、正面の山の中腹に、細い線になった三国街道が見える。朝はあそこからこっちを見ていたのだ。いい天気だ。こりゃあ三国に残って、あの快適な中斜面を滑っていた方がよかったかな。ちらりと三国方面を見ると、山一帯がガスっていた。やはり三国峠のむこう側は外国なのだ。
さて、この尾根のコースは村営スキー場らしからぬ豪快なダウンヒルだ。特に送電線の鉄塔に向かって滑るあたりは断崖のようにも見えるド迫力だ。ただしコブもできており、雪付の悪い部分もある。ここを丁寧に圧雪したら、評価をだいぶ上げたことだろう。
このコースには下山用にジグザグに山道を降りていくコースもあり、ファミリーはここを滑っているが、基本的にファミリー主体のスキー場であり、賑わっているのは最下部のゲレンデだ。最下部をパラレルでスイスイ滑ったら、一番下の所で母親たちが横一列に並んでこちら側を見ていた。きっと私の周辺を滑っている我が子を見ているのだろう。そして私のことを「上手な人ね」ではなく、「子供にぶつかったらどうすんだ、お前なんかが来る所じゃない」と思っているんだろうなあ。
ところで今日はスキーの日であった。1時間ごとにイベントがあるのだが、10時のイベントは甘酒のふるまい酒であった。12時前だが、まだだいぶ残っていたのでいただくことにした。抽選会は1時からだが、展示されている商品は、一等が子供用のカービングの板で、その他殺虫剤とかユニクロの衣料とか、ビデオテープ、そして百円ショップから買ってきたような文房具入れなど、まるで夏祭りの夜店のようだ。頭が痛くなり、抽選会の券はそこいらの子供にあげてしまった。ちなみに、2時からはもちつき大会だ。
次にロープトウのある小さなゲレンデへ。ここではそこそこ滑れる子供たちが滑っていた。ここでもやはり、親が一番下で子供たちを見上げていた。私が来るところではない。1本だけ滑って退散した。
雪だるまの近くでは、12時のイベントである「雪だるまと記念写真大会」が始まっていた。何のことはない、ポラロイドカメラで、雪だるまの前で写真を撮ってあげるというものだ。でも、こういうのは少ない予算で会場を盛り上げようという努力がはっきりと感じられる。なかなかいいではないか。がんばれ、新治村営赤沢スキー場!。
さーてさて、いよいよ法師温泉である。この赤沢から車で5分もかからない。
1車線しかないような狭い道路をさらに山奥に向かって走ると、一軒のひなびた感じの温泉宿がある。長寿館という。法師温泉の唯一の温泉宿だ。
入浴料はタオル付で800円。ここの「法師の湯」は木造の広い湯船が丸太で仕切られていて、混浴になっている(脱衣所は別)。体を洗う風呂ではなく、湯治のために湯につかるタイプだ。
さて、さすが日曜日というか、100人は入りそうな湯船には40人くらいはいただろうか。
この長寿館には混浴以外に女性専用の湯もあるので、混浴の「法師の湯」に来る女性は子供とバアさんばかりである。と、思ったら、家族で入るためか、ダンナや子供といっしょの母親も数人いたようだ。ここは湯浴み着はなく、バスタオルを巻くわけでもない、タオルだけなので、度胸も必要だっただろう。たまに女子の脱衣所の扉がガラッといって開くと、湯船につかりながら下を向いていたたオッサンや、寝たふりをしているようなオヤジが目を開けてそちらを一瞬、鷹のような眼光で見ていたりするのを見て、こうにはなりたくないものだと気分が悪くなった。
それにしても家族で一緒に入りたいといったニーズがあるのなら、貸切でなくても、それなりの対処があるのではないか。入る時はまだしも、あがる時は尻を丸出しにして脱衣所に駆け込むようにして帰る姿は不憫でもあった。もっとも、色は白くても少しばかり垂れた尻が多いのは、子供ができて身体の線が多少崩れているのでやむをえない(結局、よく見ていた)。
帰りがけ、入り口に気になるポスターがあった。「渋谷のギャル系(今では死語)100人に聞きました」という調査で、「友達と列車でワイワイ行きたい旅」では東京ディズニーランドに次いで法師温泉が2位になったというものだ。ウソつけ。インターネットで調べたら、疑問視する人ばかりが大勢いた。多分、調査では10ヶ所の選択肢を見せて、その中から選ばせてランキングしたものだろう。
廊下の突き当たりには国鉄「フルムーン」のキャンペーン用ポスターがあった。上原謙と高峰三枝子が温泉に入っているポスターで、見たことがある人も多いだろう。それまでは「知る人ぞ知る」秘湯だった法師温泉をビッグネームに押し上げたのがこのポスターだった。おかげで長寿館も風呂場を3つに増やすことができた。マーケティングのプランナーをやっていた者として、メディアの威力を再確認してしまった次第だ。
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これが三国のキャラクターだ
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とにかくガスっていた
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施設といえば、この
レストラン「ルミ」くらいだ |
レストランの内部は万座や
富良野のアリエスカのようだ |
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リーゼンはレースも
やっていた |
下の方がガスが
無くていい |
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三国の駐車場で
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気をつけよう
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三国峠の向こうは
雲がかかっていた |
なかなかいい斜面だ
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急斜面のシングルリフトだ
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ロープトウのゲレンデ
を上から見おろす |
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いい持ち方だ
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これもいい
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この女の子は
しっかりしている |
そうそう、完璧だ
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これは腕が疲れるぞ
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握力がもたんだろう
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平屋のレストラン
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中はこんな感じ
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脱衣所の入り口は男女に
分かれていて、中で一緒になる
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飲んでいいよ
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これがフルムーンの
ポスターだ |
新しい方の風呂の外観
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| 長寿館は、宿泊客にゆっくり入ってもらうために、日帰り客は2時までだという。これは入館ではなく、退館の時刻だ。だから1時には入っておきたい。 |
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