何見て滑る? | ||
【第1部:変な景色】 | ||
【高速道路を見ながら】 | ||
高速道路を見ながら滑るスキー場はいくつかあるが、間近に、車が走っているのがはっきり見えるとなれば、セントメリーが一位ではないだろうか。なにしろ、斜面の高い位置から見下ろしていて、車の動きがよく見えて、さらにその下をくぐってしまうのだ。 (左上:St.メリー 左下:和寒東山) |
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【新幹線を見ながら】 | ||
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新幹線に関しては、越後湯沢近辺はどこも有利だが、特に布場は距離的にも大変短い。ガーラは駅からゲレンデまでゴンドラで移動するので、駅と一体とはいえ、ゲレンデからは距離がある。 このスキー場を舞台に「雪国」を書いた川端康成も、こうなるとは予想していなかっただろう。 (布場) |
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【お墓を見ながら】 | ||
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ひえ〜っ、ナンマンダブ・・・。 どういうわけか、お墓のすぐ横までコースが通っているのだ。 (菅平) |
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【高圧電線の鉄塔を見ながら】 | ||
スキー場から高圧電線の鉄塔を見ることはたまにあるが、コースの斜面の向こうにあると、実に独特の雰囲気がある。初めて来た者には、このまま滑っていいのだろうかと心配になるくらいだ。 (上:赤沢 下:奥只見丸山) |
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【携帯の電波塔を見ながら】 | ||
ん、これも鉄塔を見ながらか? いえ、これは携帯の電波塔でした。 (田沢湖アッスル) |
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【水力発電所を見ながら】 | ||
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山奥に来ると、見慣れない物をよく見るが、水力発電で有名な奥只見はダムと発電所をセットで見ることができる。まるで社会科見学だ。 (奥只見丸山) |
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エコ発電所を見ながら】 | ||
スキー場の彼方に見える、巨大な扇風機はなんなんだ? これは扇風機ではなく、風の力で電力を発電する設備なのだ。スキー場のリフトもこれで動いているのかな。 ついでにこのスキー場では、左下の写真にあるように、斜面の向こうから異様に雲がモコモコ出ているのを見たのだが・・・。右下は帰りがけに撮影した写真。このエリアでは地熱を利用した地熱発電もやっていて、そのタービンから出た水蒸気なのだ。未来のエネルギーを学習できるスキー場だ。 (九重森林公園) |
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【遊園地を見ながら−@】 | ||
イエティのように遠くに観覧車を見て滑ることができるスキー場はいくつかある。 左の写真は正面に遊園地の観覧車があるのだが、真横から見る角度なので、ただの縦長の楕円形になってしまっている。 (イエティ) |
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【遊園地を見ながら−A】 | ||
スキー場と同じ敷地内となると、やはり北海道の方が多いようだ。左は都市を背景に観覧車を見下ろすのが旭川のサンタプレゼントパーク。そりのコースも見えて、夏にも遊びに来る動機付けになるだろう。 しかし、思いっきり接近しているのはルスツだ。すぐ脇を滑ることができるし、自然の中というわけではない代わりに、ちょっとウキウキするものがある。 (左:サンタプレゼントパーク それ以外:ルスツ) |
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【遊園地を見ながら−B】 | ||
ビジュアル的には、ここが一番迫力があるのではないだろうか。いきなり斜面の上から顔を半分出して、こちらを覗き込んでいる大入道のようだ。観覧車のゴンドラもカラフルで引き立つものがある。 (テイネオリンピア) |
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【遊園地を見ながら−C】 | ||
ここまでくると、ただの障害物と化しているようだが。 (大鰐温泉) |
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【観音様−@】 | ||
左上:おや・・・スキー場の向こうに、なにか金色に光るものが・・・。 左下:うわ、観音様だ!でもなんでまた? 山の中だから、この向きに建立したということは、スキーヤーに拝んでもらいたいからだろうか。でもこのスキー場、今は閉鎖しているのだ。この観音様を供養してやらんとなあ。 (スノーワールド田沢) |
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【観音様−A】 | ||
おい、誰かがスキー場の上で踊っているぞ! 平和観音らしいが、遠くから見ると、ピラピラの衣装を着てアラビアンダンスでも踊っているねえちゃんのように思えてならんのだが。 (宇奈月温泉) |
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【地球防衛軍の基地を発見!】 | ||
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うおお、いきなり山のてっぺんにレーダー付けまくりの基地が! ここ横手山は周囲よりも高いので、電波塔を立てるのにもってこいということであった。周辺は電波でまくりなんだろうなあ。 (志賀高原) |
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【ジャンプ台を見ながら−@】 | ||
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歴史のあるスキー場だと、たまにジャンプ台を見ることがある。八幡平や極楽坂など、使わなくなったものも多いが、草津では五輪の荻原選手を育てた現役のジャンプ台をリフト脇に見ることができる。 (草津) |
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【ジャンプ台を見ながら−A】 | ||
ここ名寄は女子ジャンプでも有名で、多くの選手を生んでいるが、隣のスキー場の斜面から見ると、それぞれの斜度が合算される効果があり、ジャンプ台を上空から見ているような錯覚が楽しめる。 (名寄ピヤシリ) |
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【ジャンプ台を見ながら−B】 | ||
こちらは、実際に飛んでいるのをすぐ脇から見ることができる。写真は板を履いた状態で撮影した。少年向けの小さなジャンプ台だが、見ていると緊張してしまいそうだ。 (テイネオリンピア) |
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【そり競技場を見ながら】 | ||
本格的競技場が隣接されていると、スキー場のステータスも上がる気がする。ただ、やっているところを見たかったが。 (上:Fu'sのリュージュ 下:オーストリア:パッチャーコーフェルの ボブスレー) |
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【ツインタワーを見ながら】 | ||
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山のなかにあって、いきなり高層ビルがあれば、それはスキー場のリゾートホテルだ。その中でも印象的なのはツインタワーになっているトマムだ。写真の2棟の他、別の場所にまた2棟、ツインで建っている。でも、吹雪いたら、宿泊しているのはどっちか分からなくなるだろう。なお、階が多いとエレベーターの止まる回数も多くなるので、朝のエレベーターの混雑による時間ロスは酷評されているから注意だ。フィーリングや見た目でホテルを選ぶとえらい目に遭う。 (トマム) |
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【ゴルフ場を見ながら】 | ||
春スキーになってよく見るのがゴルフ場。リゾート地ということで、夏と冬にそれぞれ集客できるからだろうか。その中でもここはスキー場の斜面からコースがよく見えるので、代表格とした。浅間山もきれいだ。 (軽井沢スノーパーク) |
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【マンションを見ながら】 | ||
どこかの団地の裏庭で滑っているように見えるのが面白い。晴れた日には蒲団でも干している部屋が出てくるに違いない。実はこれはみんな苗場の対岸に位置する西武系のリゾートマンションだ。バブルのころは投資対象にもなったみたいだが、今は・・・ (白樺平) |
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【屋根を見ながら】 | ||
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そうそう、屋根を見ながら、圧迫感を楽しみつつ滑ることができるのは室内スキー場の醍醐味だ。 (ザウス) |
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【パラボラアンテナを見ながら】 | ||
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おお、あれはまさしくパラボラアンテナではないか。遠くにある大きな親分の後ろには、いくつもの子分が付いているのであった。国立天文台野辺山宇宙電波観測所であり、スキー場とは関係無いようだ。 (野辺山) |
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【パラグライダーの離陸を見ながら】 | ||
おおっ、面白そうだなあ。実は私、やったことあるのだが、パラグライダ―の離陸には向かい風が絶対必須であり、付近に障害物が無いことが好ましく、スキー場では夏にパラグライダーを行う所が多い。木島平では冬でも間近に離陸が見える。カムイスキーリンクスでも見たなあ。 なお、最上部のリフトは最上部コースの雪付が悪いと「板を履かずに乗ってください」となる。パラの離陸や観光のために動かすからだ。 (木島平) |
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【わかさぎ釣りを見ながら】 | ||
スキー場の上から湖を見下ろすと・・・。おや、矢印のところに人がいるみたいだが、スケートかな? 近くへ行ってよく見たら、なんとワカサギ釣りであった。ここ赤城の大沼はワカサギでも有名であった。 (赤城第二) |
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【イージス艦を見ながら】 | ||
うわ、目の前すぐに港があるぞ! むつ市は戦前は大湊と言って、海軍基地があり、現在でも海上自衛隊の基地がある。それにしても、大変な風景があったものだ (釜臥山) |
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【第2部:リフトからの変な景色】 | ||
【富士山に突っ込むぞ】 | ||
富士山にまっしぐらのリフトだ。視覚的にもとても面白い。日本人なら一度は乗りたいリフトだ。 (イエティ) |
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【秘密基地に突っ込むぞ】 | ||
前にはレーダーだの司令塔だの、物騒な設備が満載だ。降り場が近づくにつれてドキドキだ。 (テイネハイランド) |
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【観覧車に突っ込むぞ】 | ||
第1部の「変な風景」で紹介した観覧車、リフトに乗ってみても面白い。このままずっと登って、観覧車の回転に巻き込まれるのではないかという感じだ。 (テイネオリンピア) |
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【ジャンプ台に挟まれて】 | ||
両脇にジャンプ台に挟まれて、ちょっと息苦しさもあるが、塔に登ってジャンプ台を見学しにいくという楽しさもある。面白い体験だ。 (白馬ジャンプ競技場) |
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【タンクを見ながら】 | ||
なんでまたリフトの脇に巨大タンクがあるのよ。コンビナートでもあるのかな? 実はこれは、付近や渋温泉一帯に水を供給する水道タンクでした。 (かんばやし) |
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【高級別荘を見ながら】 | ||
なんだか知らないけど、スキー場の中腹には高級別荘、コンドミニアムがあって、重厚な石造りとか、そりゃあもう、見るからに日本とは違うよと言う感じなのだ。高級リゾートの雰囲気は満点だが、気分が暗くなるのは私だけだろうか。 高級リゾートで有名なディアバレーならではの風景だ (米国:ディアバレー) |
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【ジャンプを見ながら】 | ||
普通はリフト下は滑走禁止が多いが、あえて幅のあるコースにして、リフトはその脇を通っている。コースには何か所もジャンプ台が連続していて、リフトの客はスキーヤーやボーダーがジャンプするのを見て楽しむことができる。うまい暇つぶしだ。 (蔵王すみかわ) |
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【デコレーション・ツリーだ】 | ||
リフト脇の木に、えらくニギニギしく飾りがあるなと思ったら、ネックレスだのストッキングだのブラジャーだの、女性用のものがいっぱい引っかかっていた。客が勝手に引っかけて行くらしい。 こんな習慣があるのかな? リフトの係員に聞いたら、「うーん、若い奴らのやることは分からん」だと。 (米国:パークシティ) |
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【エンターテインメント・リフト】 | ||
(左上)リフト乗り場の脇の木が真っ白だと思ったら、水をかけて作るオブジェになっていた。 (左2)乗ってすぐ、変なぬいぐるみに、女性下着を干していた。 (右2)時計と雪だるま (左下)なぜか人が埋まっている (右下)降車場が近いという標識 これら、すべて同じ一つのリフトで見られたものだ。機動的な8人乗りリフトが多い中、のろいペアリフトを退屈させないサービス精神ではないだろうか。 (オーストリア:シュラドミング) |
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【ケーブルカーを見ながら】 | ||
どういうわけか、ケーブルカーが下の駅から直行していて、乗り継ぎリフトと並行していた。ケーブルカーは本数は限られるが、スピードはある。たまに抜かれたりするとくやしかったりして。 (オーストリア:アクサマーリーツム) |
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【いきなり鼻の先に】 | ||
暖かい春スキーで、リフトに乗っていて、左側のコースをぼんやり見ていた。すると・・・。!!何か変な物を見た気がして、のけぞってしまった。よくよく見たら、なんとすぐ近くのリフトくらいの高さに、スキーヤーのオブジェがあったのだ。びっくりしたなあ。 (山形蔵王) |
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【景色も売り物だ】 | ||
このゴンドラ、田代からスタートしたらいきなり高度を急に落とすので、これだけでもびっくりした。窓の外には動物の模型があちこちにあって、これを探すだけでも子供は喜ぶだろう。川に向かって突っ込んで行ったり、低空飛行でスプラッシュしそうになるし、なんだか遊園地のゴンドラみたいだ。 世界最長のドラゴンドラ、退屈させない努力もしているみたいだ。 (苗場-田代) |
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【向こうが見えるぞ】 | ||
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うわーっ、すいているうえ、斜度がぺったんこだから、ずっと向こうのリフトの背中までまっすぐ見えるぞ! 思わず絶句したのでありました。 (鰺ヶ沢) |
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